
境港方面に出かけるついでに寄ってみました。
牛骨スープで知られる、「亀福」渡店@境港です。
場所は大根島方向から向かうとして、江島大橋を鳥取県側に渡って下りきった所にある信号を北方向に左折して、大型車はちょっと無理だぜ!と思える路地を50mほど行ったところにあります。初めて行く人には、かなり分かりにくい場所かと思われます。
店に着いてみると結構スペースがあり、駐車場は4~5台ぐらいは余裕で止まれるようになっています。
老夫婦と思われるお二人で営業をされていて、可愛らしい声の奥さんが注文を取りに来てくれます。
スープはデフォルトの醤油、塩、味噌の3系統でこれに色々のトッピングバリエーションが加わります。
今回は連れがらーめん550円と私が塩らーめん600円を頂くことにしました。
のんびりした仕事の割に意外と早い出来上がりです。これをおばさんが少々ぶっきらぼうにテーブルに運んでくれます。
出てきた塩らーめんは、透明感の高いスープでチャーシュー2枚、もやし、ネギのトッピングです。
レンゲがないので飲むのが大変ですが、スープは牛骨が香る松江にはあまりないタイプのスープで非常に特徴的です。
ネギの旨みが牛骨スープを引き立てていますが、少しネギが強すぎる感もあります。それでも、予想以上に美味しいです。
麺は卵が多いのか黄色が強い堅めの麺で少しムニュっと食感があり時間が経ってもふやけない強い麺です。
チャーシューは少しパサッとした食感で醤油の香りがかなり強く醤油辛いと言った方がよい感じです。スープよりかなり濃い味付けなので少し邪魔な感じがしないでもありません。

ここで使用している醤油はかなりアクの強いタイプなのか、(醤油)らーめんは、醤油の香りが強く牛骨に勝ってしまっている感があります。これはこれで醤油の香りと言うより醤油臭さが好きな人には魅力的な味わいなのですが、牛骨の風味を楽しむなら俄然塩の方が向いていると思われます。塩の方が600円高いのはそのためでしょうか?だとすれば、700円の味噌らーめんはもっといけているのでしょうか。一度試してみなければいけません。