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RAMEN CIQUE@阿佐谷南

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 この日の2軒目は阿佐谷の有名店 RAMEN CIQUE です。ここを選んだ理由の一つは期間限定メニューの「雉のお出汁のかけラーメン」をあわよくば頂こうと思っての事でした。この日1軒目の「伊藤」も ネギ以外具のないラーメンですが、この限定メニューは更に上を行っていて、ネギさえのっていないとの事です。山手線から中央本線に乗り換えて阿佐ヶ谷駅で下りそこから歩いて約10分で目的地に到着。まるでブティックか美容院のようなモダンでおしゃれな外観の店です。入り口を入ってすぐ右奥に販売機があって早速確認すると、目的の雉出汁は残念ながら無いようです。噂によると、そもそも提供数が少なくこの時間まで残っている可能性は少ない上に5月の中旬までで限定終了してしまったようです。ここはリサーチ不足と諦めて「塩ラーメン」と「白味玉」をチョイスいたしました。
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 お洒落でこぢんまりとした店内はカウンター6席のみ、丁度満席状態だったため長いすに座って待つ事10分程度で着席、さらに10分程度で塩ラーメンの登場です。澄んだ黄金色のスープにチャーシュー、メンマ、ほうれん草、ネギ、海苔、麩とオプションの味玉のトッピングです。麩のトッピングはこれまで余り見た事がありませんが、調べてみると青森の昔ながらのラーメンには結構普通に入っているそうです。スープは鶏ガラと魚介のダブルスープですが魚介で押し切るタイプではなく、あくまで鶏ガラ中心です。これとは別にどこか洋風なテイストと甘みを感じるのですがオリーブオイルか何かでしょうか?麺は多加水の中細ウエーブ麺で麺独自の香りと鶏ガラの相性が心地良いです。
 一つ残念だったのは、これだけお洒落で大人の空間と味を演出した店なのに泣きじゃくる子供をあやしながら食べておられるお客さんがおられてイメージをぶち壊しにしてしまっていました。難しい問題ではありますが、店の雰囲気は店側だけでなくお客の側も合わせて作り上げていく物、それを壊さない配慮が出来る客でありたい物です。

by emozione | 2009-05-30 18:30 | 関東