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栄養軒@宮崎

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 宮崎2軒目は宮崎市江平西の栄養軒です。宮崎市内では最も有名な老舗ラーメン店と言う事になるでしょう。市中心部からのアクセスとしては宮崎交通バスで比較的便数の多い宮崎神宮行きに乗って一の鳥居バス停で降りるとすぐ近くです。この日もお昼前だったせいもあって到着時ほぼ満席状態。カウンター席の隙間に猫のように潜り込んで着席です。
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 メニュー表です。「メンデラ」「肉デラ」の「デラ」は大盛りの意味でしょうか?どれも比較的良心的な価格設定になっています。いつもの事ながらお初店の慣例でデフォルトのラーメン(550円)をいただくことにします。
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 ラーメンです。やや黄色みを帯びた乳白色の少し油の浮いたスープにもやし、ネギ、メンマ、チャーシューのスタンダードなトッピングです。スープは九州系にしては臭味がなく、あまり動物を感じさせないあっさりした味で何となく寿がきやを思い起こしてしまいました。麺も九州地方にしては加水率高めのやや太めのストレート麺で少しヌボーっとした印象、松江で言うと「塩や」の麺に似ているかも知れません。あまり強烈なインパクトがない分逆に日常的なラーメンとして受け入れやすいラーメンでそこが広く市民に広く支持されているのだと思われます。

店名 栄養軒 (えいようけん)
住所 宮崎県宮崎市江平西2-1-6
TEL 0985-22-7758
営業時間 
[火~金] 11:00~翌0:30
[土] 11:00~翌1:00
[日] 11:00~23:00
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)


# by emozione | 2010-01-31 11:30 | 九州以南

拉麺男(ラーメンマン)@宮崎

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 宮崎到着後まず向かったのがこちら、拉麺男と書いてラ-メンマンです。車以外でのアクセスが難しい場所なのでとりあえずホテルで道順を尋ねます。「東大宮中学」の近くと伝えるとフロントのお姉さんが宮崎神宮行きのバスに乗ってNHK前で降りて東に少し歩いた所と言って地図のコピーを渡してくれました。早速所定のバスに乗って道順通りに進んだのですが到着したのはなんと「宮崎東中学校」、まさかの中学違いです。仕方がないので携帯で位置確認をして本物の「東大宮中学」を目指します。3km余り、40分程の道のりを徒歩で向かい到着したのはお昼を大きく過ぎた時間となってしまいました。
 宮崎市北部の田園風景の中に建つ店は思ったよりモダンな佇まい、広めの駐車場が取ってあり車での来店を前提とした作りなっています。到着時は先客が6~7人、順番待ちの表に名前を書いて食券を買って待つ事数分、意外にあっさりと順番が来ました。
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 ラーメンのバリエーションは「とんこつ」「しお」「こてりとんこつ」「中華そば」となっています。「中華そば」がどういう位置づけなのか気にはなる所ですが、ここは以前から狙っていた「こってりとんこつ」で行くことにします。
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 こってりとんこつ(650円)+味付け煮卵(100円)です。このこってりは噂には聞いていましたが半端じゃありません。茶褐色で透明度ゼロのスープはもはやスープと言うより「泥」に近い。以前食べた大阪の「無鉄砲」を彷彿としますが後で調べてみるとどうやら修業先が共通のようです。無鉄砲と比べると「粘度」では無鉄砲ですが「泥度」ではこちらに軍配が上がります。獣臭も九州外の人間にとっては食べ物として認識できる限界に近いレベル。しかしながら「腐りかけが一番旨い」と言うように、この獣臭を楽しむ事が出来る人にとってはこの上ない旨味となります。魚介系の旨味も加わってすべてとことんまでやり尽くしましたというラーメンで店主の意気込みが伝わる一杯となっています。ラーメンのインパクトとしてはこれまで食べ歩いた中でも最高のレベル。地方発送をやっているそうで帰りに思わず注文してしまいました。

店名 ラーメンマン (拉麺男)
TEL 0985-27-7277
住所 宮崎県宮崎市村角町坪平1221-1
営業時間 11:00~22:00
定休日 不定休


# by emozione | 2010-01-30 14:00 | 九州以南

呉朝明@博多

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 翌日からの宮崎入りに備えて博多に前泊です。早速、前回の福岡で宿題になっていた呉朝明に向かいます。博多駅前のホテルから約30分かけて徒歩で到着、もっと屋台っぽい店を想像していましたが思ったよりちゃんとした(?)店舗でした。(失礼)
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 ラーメン(600円)+半熟煮玉子(100円)です。文字通り長浜系ラーメンのど真ん中のロケーションだけ有って臭味のないあっさり豚骨のテイストは長浜ラーメンそのものの特徴が出ていると言って良いのではないでしょうか。そもそも「ラーメン居酒屋」となっている事からも〆のラーメンという意味合いの強い設定になっているようです。
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 ラーメンを食べていると店のおばちゃんが「辛いのが大丈夫だったらこれを入れてみて」と辛子高菜を持ってきてくれました。普段ラーメンにはあまり余分な物を足さない主義ですが、今回はオリジナルの味を確かめた後に試してみる事にしました。この辛子高菜が半端じゃない劇辛。しかし辛口と言っても普段口にする激辛高菜とはどこか質の違った辛さを感じます。表現が難しいのですが「乾いた」というか「ストレートな」といったイメージの辛さです。そしてこれをラーメンに入れてみて思った感想は「なるほどそれで一蘭の味はあんな味なんだ」と・・・妙な感想ですみません。


# by emozione | 2010-01-29 23:50 | 九州以南

ご飯屋 カフェ ZERO@古志原 名古屋めし

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 この日、昼食が遅くなりさてどこに行こうかと思案していました。適当なあてもないまま市内をうろちょろしていると古志原交差点付近でこの店の看板が目にとまりました。「ご飯屋カフェZERO」「でらうま名古屋めしが食べられる店」、こんな店有ったっけと思いながら「名古屋めし」と来られれば確認してみなければなりません。昼の営業ぎりぎりの時間でしたがOKとの事で入店です。さて名古屋めしとの事でどんなメニューがあるのかと見渡した所、一般の軽食メニューに混じって味噌煮込みうどん、みそかつ定食、みそかつサンド、天ぷらきしめんなど名古屋らしいメニューがあるようです。この中から今回は味噌煮込みうどん(ライス付)(750円)とみそかつサンド(ドリンク付)(750円)をお願いしました。
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 味噌煮込みうどんです。ライスと漬け物がセットになっています。食べ終わったうどんの余り汁にご飯を投入して味噌雑炊にして食べるのが名古屋流、これが最初からセット内容に組み込まれているのは嬉しいですね。
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 土鍋で煮込まれた本格八丁味噌仕立てのうどんに白ネギ、エノキ、白菜、人参等の野菜と肉、玉子とナルト1つのトッピング。地元で有名な山本屋ではシンプルにネギ、肉、玉子、蒲鉾というシンプルな仕様だったと記憶していますがこれに比べると具だくさんの仕様になっているようです。実は味噌煮込みうどんについてはちょっとしたこだわりがあって、小麦粉を調合して麺を打ったり、削り節から出汁を取って名古屋の八丁味噌と合わせて出汁を作ったり結構頻繁に自宅で名古屋風味噌煮込みうどんを作るのですが、そんな目で見ると麺が柔らかすぎたり野菜がややうるさかったりという感想がないでもありません。しかし、松江で食べる事のできる味噌煮込みうどんでここまで本格的な物は恐らく他ではいただけないと思われます。そういう意味では価値ある一杯と言って良いでしょう。
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 こちらはみそかつサンド。名古屋では「矢場とん」で有名なみそかつですが、文字通りトンカツを八丁味噌ベースのタレで頂くといういかにも名古屋チックなご当地メニューです。これをキャベツの千切りと共にパンに挟んでサンドイッチにした物が味噌カツサンドですが、最近は空港で販売される弁当「空弁」としても味噌カツサンドがちょっとした人気を呼んでいるようです。こちらのみそかつサンドは味噌カツ定食に使用するカツをそのまま使ったものでサンドイッチだからと言った手加減は一切無しだそうです。その分サンドイッチとしてはそこそこのお値段になりますがこれは食べてみれば納得です。特筆すべきは味噌だれの旨さ。独特な甘みと酸味が絶妙にトンカツの風味を引き立てます。ボリューム的にも十分で朝食ではなく昼食メニューとしてお勧めです。
 ZEROでは現在もっと名古屋を前面に出したメニュー展開を検討中だそうで独特な太麺と少しピリ辛のあんかけソースで有名なヨコイのスパゲティ的なメニューも検討中だそうです。名古屋出身の奥さんの今後の展開に注目です。


# by emozione | 2010-01-23 14:30 | ラーメン以外

ピッコロ@東奥谷 トンカツカレー

 無性にカツカレーが食べたくなる時がありませんか。年に何度かはそんな日があります。さてどこの店にと考えてもいつもあまりこれはと言う候補が見つかりません。この日も色々と考えたあげく思いついたのがこちらです。以前にコンソメベースの特製ラーメンカツライスを紹介した東奥谷町のピッコロ、こちらに確かカツカレーも有ったはず、早速行ってみる事にしました。
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 トンカツカレー(サラダ付)(850円)です。見た目には分かりづらいかも知れませんが結構な大きさの皿で花紬ほどではありませんがボリュームは十分です。カレーはあまり刺激的なタイプではなくマイルドで誰にでも美味しくいただける物でした。
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 こちらはオムカレー(750円)。何故かこちらにはサラダが付きません。文字通りカレーにオムレツがトッピングされた物でこちらもボリューム満点です。
 ところでこちらの店名のピッコロ、看板には[piccoro]とあるのですが楽器のピッコロなら[piccolo]、ヘボン式ローマ字でも[pikkoro]となるはずで何故この綴りなのかと思って色々と調べてみると国内に[piccoro]と綴る店舗や商品がいくつか存在するのと、もう一つドラゴンボールのキャラクターにピッコロ大魔王というのが居るのですがこれを海外では[piccoro]と表現しているようなのでこの辺に理由があるのかも知れません。


# by emozione | 2010-01-22 14:10 | ラーメン以外