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「しまね冒険ワールド」の謎のラーメン 「初代麺のすけ」

 12月20日、21日にくにびきメッセで開催されたイベント、「しまね冒険ワールド」の1コーナーとして山陰で頑張っている仕事人たちが集まる「あなたの街の仕事人博」という企画が開催されました。その、ブースの一つに「初代麺のすけ&だんだん家」という謎のラーメンのブースがありました。天然無化調味、アゴだしラーメンを謳い2009年松江市内にてオープン予定!と意味深な張り紙が掲げられています。果たしてどんなラーメンが提供されるのかと早速オーダーしようとすると、なんとお湯換えで30分ほど販売中止中とか。仕方が無いので近くのブースカフェでコーヒーを飲みながら時間をつぶす事に。この間も何人もの人がラーメンのオーダーに来ては30分待ちを告げられて立ち去っていきます。そこへ、一人の恰幅の良い男性が訪れてやはり30分待ちを言い渡されますが、この、どこかで見た事がある様な男性は、たじろぐ事無くブースの前に並んで動く気配を見せませんでした。するとどうでしょう、見る見るうちにその男性の後に続く列が出来ていきます。私も遅れをとってはいけないのでその列に並ぶ事にしました。しばらくすると、無事にお湯が沸きラーメンの再開です。「アゴ出汁海老油 塩らーめん」と「アゴ出汁海老油 醤油らーめん」の2種類があるようなので両方をシェアしていただく事にしました。
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 アゴ出汁海老油 塩らーめん(600円)です。イベント会場のブースなのでプラスティックの器ではありますが、黄金色のスープにチャーシュー、メンマ、水菜、煮玉子1/2、白髪ネギ、糸唐辛子、柚子皮のトッピングでかなり本格的な仕様になっています。麺は中太のウェーブ麺、わざわざ目黒の大黒屋から取り寄せているようです。スープは鶏メイン+ゲンコツの動物系とアゴ以外にも何種類もの魚介類を駆使した魚介系のダブルスープです。上品で洗練された味わいの中に濃厚な旨みを閉じ込めた本格的なスープで、食べ終わった後もしばらく口の中から旨みが消えないパンチの強さはとても無化調とは思えない程です。
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 こちらはアゴ出汁海老油 醤油らーめん(600円)。塩とベースは共通ですがタレの違いにより趣の異なった味わいを出しています。どちらも間違いなく超本格的無化調ラーメン、果たして、このイベントブースには似つかわしくないとも思わせるラーメンを作ったのは誰でしょう。実はこのブース良く知った人物のブースでした。(詳しくはこちら。)ちなみに、最初に時間つぶしで飲んだコーヒーはこちらの管理人さんのブース、最初にラーメンの列を作ったのはラーメン仲間のTさんです。時間の都合で短い間しか現場に居ることは出来ませんでしたが、この間絶え間なく長蛇の列ができていました。いったい皆さんどうやって美味しいラーメンの情報を知ったのでしょう?2時には120杯完売御礼だったそうで、本当にお疲れ様でした。
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by emozione | 2008-12-20 12:35 | 松江市内

塩や@菅田 冬限定ゆず塩らー麺

 昨年、東京での修行の後、俄然美味しくなった塩や@菅田ですが、今年4月以降久しぶりの訪問となりました。今回は冬季限定のゆず塩らー麺と確認のためノーマルバージョンの塩らー麺をいただきました。
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 冬限定ゆず塩らー麺(750円)です。原料価格高騰の波を受けて各メニュー50円ずつ値上げされているようです。これは、致し方ないですね。さて、塩やさんですが。4月以降足が向かなくなった理由の一つに、過去の平均待ち時間が20分と、お昼の限られた時間の中、多少窮屈さを感じていた事があります。そこで、今回は注文から出来上がりまでの過程を少し観察してみる事にしました。
 注文が入ると、まず丼の準備が始まります。複数並べた丼に、ゆずペーストのような物をビンから小さなさじで何度も何度も掬っては入れる作業から始まって、その後いくつもの素材が丼に少しずつ加えられます。特に自慢のモンゴルの塩を入れる行程では、複数ある丼にそれぞれ小さなさじで5杯ずつ入れる作業が繰り返されます。5杯分の量を一度に取れるさじを準備する事はできないものかと思ってしまいます。麺茹では、丼の準備がすべて整ってから行われます。茹で上がってからも麺の量を調整するのにあっちの丼からこっちの丼に、またこっちの丼からあっちの丼に、移し変えの作業が続きます。トッピングも一つ一つ丁寧に乗せて量を調整したり角度を調整したり、やはり多少まどろっこしい感が否めません。結果やはり、入店からラーメン提供までの時間は20分ほど、特に麺が上がってから配膳まで4~5分を要したのはあまり麺の状態にとって良い事とは言えない気がします。実際、今回の麺はやや伸び気味でした。
 肝心の、ゆず塩らー麺の件に戻ると、通常のベースに柚子の果汁などが加えられたスープに水菜、メンマ、チャーシュー、ネギと輪切りの柚子が乗ります。麺は通常の中太ストレートです。柚子の効いたスープはあっさりしていて京都の料亭とかで出てくる澄まし汁の様な印象、ラーメンとの相性が意外と良く爽やかで上品なラーメンです。一つ気になったのは、柚子のせいか少しボディーが弱く感じられた事、この辺ノーマルのラーメンで検証してみる必要がありそうです。
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 塩味玉子入りらー麺(750円)です。8ヶ月ほどのインターバルがあったため、記憶違いもあるのかもしれませんが、やはり以前と比べて少しボディーが弱くなった印象があります。ブレという可能性もあるますが、東京に行った直後に見違えるように変身したスープが、また以前の姿に徐々に戻りつつあるのであれば少し心配です。再検証の必要がありそうです。
 パフォーマンスに関しては、これはこれで塩やの持ち味と受け止める事もできます。麺の上がりから提供までの時間など、ラーメンの質にかかわる部分は是非改善して頂きたいと思いますが、質にかかわらない部分は几帳面な店主の個性と捕らえるべきなのかもしれません。少なくとも、塩やを利用するときは、あらかじめ時間に余裕を設けて置いた方が良さそうです。

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by emozione | 2008-12-15 13:22 | 松江市内

ひらた飯店@出雲市平田町

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 この日平田方面に出かけたのでお昼に寄ってみました。一畑電鉄、雲州平田駅前通りのひらた飯店です。古くから地元で愛される中華食堂で駅前通り自体は休日の昼時と言えども人影まばらで閑散としているのに、店内はほぼ満席の客で溢れています。一席だけ空いたテーブルに座りラーメンとヤキメシのミニサイズをオーダーです。
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 ラーメン(550円)とヤキメシ(ミニ)です。ラーメンは澄んだスープにネギ、モヤシ、メンマ、チャーシューのオーソドックスなトッピング、麺はこの当たりでは一般的な中太ウェーブタイプの麺です。
得てして中華料理店のラーメンによくあるのですが、恐らく鶏ガラ系と思われるあっさり目のスープで塩味も控えめです。ラーメン専門店の物に加えてかなり大人しい印象のラーメンであっさり好きの方向けです。ヤキメシはこの店では人気メニューらしく多くの人がオーダーしていましたが、強火でさっと炒めた独特のこげ味が良く効いたなかなか旨いヤキメシでした。個人的にはラーメンよりこちらの方がお薦めです。

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by emozione | 2008-12-07 13:10 | 松江以外の島根県

神楽@馬潟 新規オープン

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 11月23日に松江市馬潟町の国道9号線沿いにオープンした、神楽です。丁度、陸運事務所の正面にあり、以前は丼の店があって丼からはみ出さんばかりの穴子天が乗った穴子天丼などなかなか面白い店だったのですが気がついたら空き店舗になっていて残念な思いをしていました。そこに神楽が出店したとの情報があって早速行ってまいりました。実は、先日閉店した津田のkarakuが閉店前に移転先を探していて、こちらに移転してきたのではないか、とすればもしかしたらメニューにチャンポンがあるかも知れないという憶測があってそれを確かめる事も一つの目的でした。店は丼屋時代の横に長いカウンターのみの作りから一部改装されていて、カウンターを途中で切って家族やグループ向けのテーブルとカップル向けのテーブルにアレンジされていました。早速メニューを確認した所、残念ながらチャンポン無く学園店他の通常メニューと同じでした。後で確認したのですが、こちらは神楽の4店舗目としてオープンしたもので津田のkarakuとは異なると言う事でした。と言う事で、今回は基本のとんこつ淡煮玉子入り(710円)を麺バリ硬でお願いする事にしました。
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 とんこつ淡煮玉子入り(2008年12月2日、13時20分)です。綺麗に白濁して少し泡立った豚骨スープに刻みネギ、木耳、チャーシュー、ナルトとオプションの煮玉子という出で立ちです。早速スープを一口、綺麗に処理された癖の無い豚骨ベースにミルキーで豊かな旨みが広がります。失礼ながら神楽にそこまでのレベルを期待していなかったので、これには少し驚かされました。そして、麺はバリ硬で注文したとおり、若干芯が残るぐらいの状態でこれにも感心です。よく麺をバリ硬で注文しても店側が弱気に”硬め”ぐらいに仕上げてくる場合がありますが、ここではバリ硬で頼んだ物はちゃんとバリ硬で出てきます。まだ開店して1週間余りとの事ですがオペレーションも良く店員の動きもスムーズです。これは、他のメニューも試してみる価値がありそうです。
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 と言う事で、12月4日他のメニューをいただく為に再訪問です。この日は塩ラーメンと味噌ラーメンをシェアしていただく事にしました。まず、塩ラーメン煮玉子入り(710円)ですが、あっさりした塩ベースに魚介系の風味の加わったダブルスープと思われます。魚介部分は複雑ながらしっかり香る魚介で、普通この手の魚介と味の強い味噌を一緒にいただくと味噌の後では味がぼやける物ですが、このスープは味噌の後に食べてもしっかり魚介が主張して来る、なかなか芯の強いスープです。麺は中太のウェーブ麺でMスタ麺ではなく自家製麺だそうです。
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 この日のもう一つ、味噌ラーメン煮玉子入り(780円)です。半ば泡立った濃い目のスープに挽肉、ネギ、メンマ、チャーシューとオプションの煮玉子です。アクが強いインパクトの強い味噌味で芳醇な味噌の香りに溢れています。麺は大変ユニークで関東のつけ麺で使用されるような極太のストレート麺で、アルデンテというのがピッタリのもちっとした弾力と小麦の風味を持つ自家製麺でひばりの全粒粉麺に匹敵するほどの力を持っているように思います。味噌ラーメンとしては松江でもトップクラスの大変完成度の高いラーメンと言って良いと思います。
 帰りがけに、ふと見ると神楽特製坦々麺、12月5日から、と言う告知のポスターが目に飛び込んできました。これは行かない訳にはいきません。と言う事でこの次の日も神楽に向かう事となりました。
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 12月5日13:30、期間限定、神楽特製坦々麺(750円)です。白濁したベースにラー油が浮いたスープ、刻みネギ、モヤシ、挽肉、小松菜、メンマ、煮玉子半分のトッピング、麺は坦々麺としてはやや太目の中太ウェーブ麺です。スープは豚骨ベースでしょうか、辛味はそこそこで、あまり胡麻の風味は強くないようです。奇を衒った所のない良く纏まった坦々麺ですが逆に言うとあまり特徴が無いとも言えるかもしれません。個人的に少し気になったのは、坦々麺であれば神楽の持ち麺の中からだと、中太麺より豚骨用の細麺の方がフィットするような気もしました。12月28日までの期間限定なので、まだの方はお急ぎを。

地図
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by emozione | 2008-12-02 13:15 | 松江市内