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らーめんの店かいたん@雲南市吉田町

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 雲南市吉田町、国道413号線沿い出雲湯村温泉の近くにある「らーめんの店かいたん」です。ここは市町村合併まで吉田村と呼ばれていた所という事からも分かるように人里離れた山の中と言っても良いような場所にあります。しかし開店以来その評判が口コミで広がり地元はもとより遠方からも客駆けつける人気店となっています。前々から行きたい店の一つだったのですが普段立ち寄らない場所だけになかなかその機会がなかったのですが、今回やっと訪問することが出来ました。
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 メニューです。麺ある記山陰の2005当時のレポートではメニューは醤油、塩、味噌の三種類となっていますが随分と増えたようです。醤油というメニューはなくなって今の「かいたんラーメン」がそれに相当する物になっているようです。今回は初訪問なので基本と思われる「かいたんラーメン」と「しおラーメン」としました。
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 かいたんラーメン(550円)です。一見して醤油豚骨系と分かる茶濁したスープにチャーシュー、モヤシ、ネギ、メンマのトッピングです。麺は中太のストレートです。鶏ガラとミックスだそうですが殆ど豚骨が表に立ったスープです。しかし、ライトな焚きのため癖のないあっさりしたベースに仕上がっています。醤油だれもこれを邪魔しないあっさりした仕上がりでスープをストレートに活かした作り、これが店名を冠したネーミングの理由でしょうか。
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 しおラーメン(500円)です。こちらは同じベースを使用していると思われますが、かいたんと違ってたれの部分で何か別の旨味が加わっているようです。鶏系の香りのように感じましたが鶏油か何かでしょうか。その分かいたんラーメンに比べてより旨味成分が立っている印象となっています。一般にこちらの方が人気があるのはそのためかも知れません。
 いずれにしても、こんな山の中の店とは思えないほどしっかりした作りのラーメンで、こんな場所にも関わらず人気が高いのが頷ける味でした。
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by emozione | 2008-06-29 12:50 | 松江以外の島根県

松江日赤病院地下食堂 追跡調査

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6月20日で経営が変わったという松江日赤地下食堂ですが、その後新たな業者の元で名物日赤ラーメンはどうなったのか、松江のラーメンのくまさんからの特命を受けて行って参りました。
 まずは表のディスプレイ、一見変化はなさそうですがよく見ると微妙にサンプルの配置が換わっています。並べ方も「生前」の旧地下食堂に比べてより「整然」としているようです。横の冷やし中華の貼り紙も剥がされていました。
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 そして店に入ってすぐに大きな変化を発見しました。そうです「発券機」を「発見!」です。食券制に変わったようですが、これが意外と面倒を起こしているようで、滞在中に後から来た客のほぼ全員がそのまま着席して店員に食券を買うように促されて渋々発券機に向かうという状況でした。松江という土地柄、食券を買うという習慣にあまり馴染みが無く、以前某学園通りのラーメン店も味の問題もあったのかも知れませんがそれ以上に食券制が敬遠されて客足が遠のき破綻に追い込まれたという経緯もあり、また、ここでは特に病院という条件の中体の不自由な方やお年寄が多くその中で食券を買うという手間を課すのはいかがな物かと疑問を感じずにはいられませんでした。
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 席についてメニュー表の確認です。メニュー表は新しくなっていて一部順番が変わったりカツ丼、親子丼から「味噌汁付」の文字が消えたりしていますが、価格を含めて「内容」には大きな変化は「無いよう」です。勿論ラーメンと味噌汁が無くなったか確認のためカツ丼をチョイスしました。
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 問題のラーメン(380円)です。見た目は盛りつけが多少変わったもののトッピングの内容等大きな違いはないようです。しかし、よく見るとネギの種類、チャーシューの作りなど細かい所での違いを見ることが出来ます。味の方はいかがでしょうか。
 以前の作りに似せた作りをしているためか、意識をしていない人には見逃されるかも知れませんが、意識をして食べると一口で全く別物だと気づかされます。まずは恐らくベースのスープ。豚のテイストをそれなりには感じますが以前のライト豚骨の芳醇な香りは感じられません。化調の使い方などは恐らく同様にされているのだろうと思われますが、ボディーが弱い分より醤油が尖って感じられます。真相は分かりませんが、どうもより工業的になった印象があります。チャーシューもなかなかの厚さですが少し醤油が強すぎる感があります。麺はスープが変わったためかも知れませんが少し卵っぽいつるっとした印象を受けましたが以前と異なるかどうかは定かではありません。総合的に見てやはり「変わってしまった。」事が「分かってしまった。」というのが率直な感想です。
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 ついでにカツ丼(550円)です。松江のオールドスタイルカツ丼に良くある「卵あと乗せ」タイプのカツ丼です。旧食堂では食べた事が無かったため定かではありませんが、恐らく元々このタイプで出ていたのではないかと思われます。どうも業者が変わった事をあまり大っぴらにしないで分からない人には分からないようにやっていこうと言う魂胆が見てとれるようです。カツ自体は冷凍?でしょうか。少し硬めのカツにホワホワの卵がかかったチープな味わいでこれはこれで悪くない気がします。問題の(大袈裟)味噌汁ですが、ちゃんと付いているようです。メニューに書いてあれば事前に「汁」付きと「知る」事が出来るのに何故消したのでしょう。何か悪巧みしていませんか?
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by emozione | 2008-06-25 12:30 | 松江市内

さの屋@出雲市

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 出雲市塩冶善行町の佐野屋です。場所はホック塩冶店の道を挟んで向かいになります。和風な外観で入口脇にはガラスケースに入った食品サンプが飾られ、レトロな雰囲気の店構えとなっています。家族経営のアットホームな雰囲気もあってか日曜日のお昼時は入れ替わり立ち替わりのお客さんで賑わっています。基本は手打ちそばとうどんの店ですが、ラーメンカレーはもとよりハンバーグの様な洋食系の定食から果てはパスタ、ドリアに至るまで何でも有りのメニュー構成になっていてその種類も100種類を越す勢いです。
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 ラーメンだけを取っても18種類ものメニューがあり基本的な物からハンバーグラーメン、焼き肉ラーメンと言った変わりラーメンまで思いつく限りのラーメンを並べたとしか思えないラインナップで中でもトマトラーメンは先日の「ポッポ」の件もあってかなり気にはなったのですが、今回ははじめての店と言う事もあり基本的な物の中からしょう油ラーメンをいただくことにしました。
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 しょう油ラーメン(600円)です。澄んだしょう油系スープにチャーシュー、ネギ、モヤシ、蒲鉾、ワカメのトッピングです。動物系ベースに若干イリコのような魚介を感じるあっさり系スープで化調が前面に出ているので旨味は充分です。麺はよくある中太のウエーブ麺です。全体に蕎麦屋のラーメンらしい味で誰にでも不満無くいただける味に仕上がっています。
 今回は基本のラーメンをいただきましたが、実はこの店の名物は一瞬「ちょうちん?」と思うような巨大な器に入ったジャンボ丼のようです。今回の来店中にも向こうの方で若者のグループがジャンボ丼を注文していました。殺人的レベルの大盛りでギャル曽根並の胃袋を持った人か、そうでなければ何人かで分け合う方向けかと思われます。私には到底無理そうなので次回はもう一つの醍醐味、変わりラーメンの中から気になるトマトラーメンでもいただこうかと思います。
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by emozione | 2008-06-22 13:45 | 松江以外の島根県

登竜門@西川津 酸辣湯麺&麻婆麺

 知り合いのKさんの日記によると、お昼のメニューが変わったそうで、行って参りました。松江市西川津の登竜門です。ここは一時期アルバイト不足でお昼の営業は休業状態だった事がありましたが今は安定的に営業しているようです。お昼再開当初はメニューもランチ系に限定された形になっていて、お願いすれば麺の単品もやっていただけたのですが少し頼み辛い雰囲気になっていました。今回は写真入りの立派なメニューが出来上がっていて単品の麺も注文しやすい環境になっています。またメニュー自体も以前はラーメンと担々麺のセットを単品にして貰う格好で注文できただけでしたが今はこれに加えてチャーシューメン、五目あんかけラーメン、酸辣湯麺が新たに通常メニューに加わり選択の幅も広くなりました。今回はその酸辣湯麺を狙ってきましたが、併せて試しにかなり以前にこちらでいただいた事がある麻婆麺が出来るか尋ねてみたところ快くOKしていただいたのでこちらもお願いすることにしました。
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 酸辣湯麺(750円)です。麺を硬めでお願いいたしました。赤黒く澄んだスープにチャーシュー、メンマ、モヤシ、ほうれん草、糸唐辛子ののトッピングです。酢による酸味とラー油による辛味が主体のスープですが酸味の部分は酢の酸味以外にもう一つレモンのような爽やかな酸味を感じます。レモングラスかなとも思いましたが何でしょうか。また時々ピリリという独特の柑橘系の香りがあり花椒も使われているのかも知れません。いずれにしても様々なスパイスが使用されているようで複雑な香りを醸し出しています。その酸味と辛味がお互いにバランス良く引き立てあってなかなか美味です。但し、辛味は相当強めでこれがデフォルトだとすると辛さにあまり強くない人は辛味弱めで注文した方が良さそうです。逆に辛味党にとってはこの上ない一品として楽しめる一杯になっています。麺は細めのストレートで以前からここの麺は少し柔らかめかなと思っていたので、今回は硬めでお願いしたのですがこれが功を奏したようです。ほぼ好みの硬さに仕上がった様に思います。
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 裏メニューの麻婆麺(850円)です。こちらも麺硬めでのお願いです。ラー油で赤く染まるスープの上に文字通りマーボー豆腐が乗せられたような形になっています。スープ自体は八角が使用されているため全体に甘みが支配しているのですが同時にラー油とおそらく花椒も使用されているのではないかと思いますが、かなり強めの辛さが口の中を炎上させます。こちらもデフォルトとしては相当ホットな設定になっているようです。香りとしては先ほどの酸辣湯麺が酸味と辛味のコラボだとすれば、こちらは甘みと辛味のコラボと言う事になるでしょうか。辛い物好きには癖になる旨さです。麺は酸辣湯麺とは違ってこちらは中太のウエーブ麺となっています。以前麺を硬めでお願いしなかったときに具の重みに負けて麺が切れやすかった記憶がありますが今回は麺硬めでおねがいしたためか問題なくいただくことができました。全体としてですが以前にいただいたときに比べて何か安定感があるというか「こなれた」イメージを持ちました。よく見ると前回いただいた昨年の3月に比べてネギがしっかり入っている、スープと具の比率が違うといった外見上の違いが見て取れますし、記憶が定かでは無いのですが前回はこれほど八角を感じなかった様に思ったりもするので、何らかの仕様変更があったのかも知れません。いずれにせよ悪い方向への変化ではないので嬉しい限りです。
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by emozione | 2008-06-20 12:15 | 松江市内

松江日赤病院地下食堂

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 ラーメン通の間では密かな名店として知られている松江日赤病院地下食堂のラーメンですが、一部に6月20日をもって業者が入れ替わると言う情報がありその前に再訪しておかなければならないと言う事で行って参りました。外来受付から少し奥に進んだところにある如何にも病院らしい雰囲気の階段を下ると左手に何ともレトロなショーウインドウがあって沢山のサンプル達がお出迎えしてくれます。そこから右に5mほどのところに木製のガラス扉があってその中が一般食堂となっています。何か1970年代の街の食堂にタイムスリップした様な懐かしい感覚と病院内という独特な空気を併せ持った不思議な空間になっています。ドクターとおぼしき人、患者とおぼしき人、付き添いかお見舞いとおぼしき人が席をうめて満席状態のためしばらく外のベンチで待っての入店です。
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 メニューです。ラーメン380円と値段もレトロな感じです。物価高騰の中この値段が継続できなかった原因だとすれば残念な話です。過半数のお客さんがやはりラーメンを選んでいるようです。もちろん、こちらも最後になるかも知れないラーメンを注文です。
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 わずかに濁りのある薄目の醤油系のスープにネギ、もやし、メンマと小さめのチャーシューのトッピングです。まず一口含んで思わず深く頷いてしまいました。ライト豚骨に醤油の風味と独特な化調の旨味、まさしく松江のオールドスタイルラーメンの王道を行くような味わいです。よく病院らしく塩分控えめと言われていますが、私にはこれで充分でした。そして麺はお決まりのMスタ麺。麺としてのそもそもの素養を問う意見もありますが、これも同じく松江ラーメンでは王道です。老舗のラーメン店が次々と閉店していく中、もはやここは松江オールドスタイルを守り抜いてきた残り少ない貴重な店と言って良いでしょう。6月20日で店舗入れ替わりという気配は微塵もなく果たしてこの情報が正しいのかどうか定かではありませんが、もしこのラーメンが二度と食べられなくなるとすればそれは大変悲しい事です。
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by emozione | 2008-06-18 12:25 | 松江市内

ポッポ@JAいずもラピタ本店

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 JAいずもラピタ本店フードコートの一角にあるポッポです。カウンターで注文、番号札を貰って席について、呼び出しがあったら取りに行って自分で席まで運ぶいわゆるセルフスタイルの店で、ラーメン類はもとよりカレー、ハンバーグ、スパゲティー、各種定食と何でもありのメニューとなっています。特にラーメン類は豊富でしお、みそ、とんこつ、チャンポン、冷やしとある中気になるメニューがあったため急遽立ち寄ることにしました。
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 トマトラーメン ピリ辛(580円)です。丸っこい真っ白な蓋付きの丼で提供されます。注文が来てみるまで知りませんでしたが何とデフォルトでご飯付きです。辛さを自分で調節して下さいと言って辛味噌が別皿で提供されます。真っ白な蓋を取ると赤々として油のような光沢のあるスープがまず目に飛び込みます。これに反対色の緑色をしたネギ、高菜がコントラストを成しています。見た目に食欲をそそる作品です。如何にも辛そうに見えますがそのままの状態で食べてみると、意外とあなり辛さを感じません。炒めた挽肉とホールトマトがスープに旨味を与えていて、ラーメンスープと言うよりボルシチとかトマトシチューの様な味わいになっています。これは大変面白いスープです。更にこれに別皿の辛味噌を加えると全体の雰囲気を残したままピリ辛に変化します。これは大変いけています。ピリ辛トマトスープがこれほどの味を出すのであればラーメンの一つの方程式であっても良いような気がします。そう言えば何度と無くトライアルしてふられた大阪の信濃路もピリ辛トマトの店だった筈で山陰ではあまり見かけないタイプのラーメンですが全国的には結構スタンダードなのかも知れません。ひとつ、大変残念なのは麺です。ここの麺は自家製麺だそうでかん水の少ない白っぽいストレートの中細麺なのですが、茹で方があまりに酷すぎます。バイトのお姉さんのせいかもしれませんが、麺の玉をそのまま麺茹で器に放り込んで放置、時間が来たら引き上げて殆ど水切りもせず丼に、と言った感じで麺は丼の中で一つの塊と成していました。箸でほぐしながら食べなければならないのですが、それでも塊はほぐれないので最後は塊のままかぶりつかなければならない状態です。史上希に見る麺の酷さでした。スープが大変秀逸なだけにせめて普通(の茹で方)の麺で食べてみたかった気がします。
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 もう一つのピリ辛麺、香路麺(680円)です。恐らくベースのスープにゴマペーストとラー油が加えられた物だろうと思われます。担々麺風ですがそれよりもさらっとしたライトなイメージのスープです。具はモヤシとネギ、トマトラーメンを作った後だからなのか意図してなのか僅かにトマトの風味を感じるような気がします。全体に悪くはないのですが少し抜けたように感じるのは麺の湯切りのせいでしょうか。返す返すも麺が残念です。
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 最後にミニラーメン(350円)です。ミニと言っても普通の中盛りぐらいの量はあります。やや濁った薄目のスープにネギ、モヤシ、チャーシュー、メンマのトッピングです。口に入れるとさっとライト豚骨と思われる動物系の香りが広がります。業務用とかではなさそうですね。松江昔系を思わせるスープですが、何故か次の瞬間水っぽい味に変化してしまいます。やはり麺の湯切りのせいでしょうか。たれが原因かも知れません。今一歩のところで実力を出し切れていないのではないでしょうか。もう一工夫あれば相当良くなる要素があるように思えて、なんとも残念さを感じさせる一品です。
 麺がいつもこうなのか分かりませんが、茹で師がまともな時間帯もある事を期待してトマトラーメンに関してはリピートしてみても良いと感じる今日この頃です。
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by emozione | 2008-06-15 19:40 | 松江以外の島根県

麺家ひばり@学園 期間限定 冷やし坦麺

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デジカメ不調により画像が変です。ご容赦を!

 麺家ひばりの新しい期間限定メニューが6月3日からリリースされたと言う情報で遅ればせながら行って参りました。冷やし担麺(780円)です。昨年の「牛すじ醤油冷麺」「梅・塩冷やし麺」とはまた違った指向のピリ辛麺の様ですがいかがでしょうか。
 白濁したベースにラー油の赤色と麻油の黒色がアクセントになったスープ、トッピングはネギ、辛味噌仕立ての挽肉、燻玉、糸唐辛子です。スープは一口含むと豚骨ベースに魚介の風味が加わったミルキーでマイルドな味で冷製スープでも十分な旨味が出ています。一瞬豆乳を思わせたのでマスターに尋ねると、なにやら意味深な笑みを浮かべます。聞いてみるとどうやら以前に訪問されたこちらの管理人さんも、この日の昼に訪問されたこちらの管理人さんも同じ事を聞かれたとか。実際には豆乳は使用されていないとの事で、我々の舌が狂っているのかそれとも皆が間違える程豆乳チックなのかは実際に食べていただいた上でのご判断にお任せするとして、それほどクリーミーなベースになっていることは事実です。これにトッピングの辛味噌の挽肉が加わってマイルドな中にピリ辛のアクセントが加わります。しかしその辛さはさほど強い物ではなくあくまで豚骨ベースにアクセントを加える程度に調整されていて、この辺のさじ加減が麺家ひばりらしいなと感じさせてくれます。さらに、この挽肉は辛いだけでは無くて僅かに山椒の風味が効いているため辛味の中に爽やかさが加わり、マイルド+ピリ辛+爽やかさの三重奏を成した一品に仕上がっています。流石はフレーバーマジックの小山店主らしい夏のラーメンです。
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by emozione | 2008-06-10 20:00 | 松江市内

きんぐ@大社町

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 出雲市大社町のキングです。ここは古くからラーメンを中心とした地元の軽食食堂ですが、同時に油で炒めた塩焼きそばに手元のソースをかけていただく「大社焼きそば」の名店として知られた店でもあります。場所が少々分かり難いのですが、簡単に言うと有名な出雲そばの名店「荒木屋」の前を素通りしてその先の変則四叉路もめげずに直進すると手銭記念館より手前の右手にあります。お昼を過ぎた時間だったためか他の客とは遭遇することなく3人でラーメン、焼きそば、かつ丼をシェア致しました。
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 ラーメン(並:470円)です。わずかに茶濁したスープにモヤシ、ネギ、チャーシュー、蒲鉾のトッピング、麺は中太のウェーブ麺です。ベースはしっかりとした鶏ガラの風味が表に出ています。豚も使われているようですが明らかに鶏が優勢なスープです。これに生姜でしょうか独特な甘みが加わります。素朴な風味で屋台ラーメンの様な味わいです。麺は地元のM岡製麺所の物と思われます。チャーシューは小さめながらしっかりした味つけされ絶妙な柔らかさと相まって不満を感じさせません。目新しいところはない物のしっかり根差した味わいが印象的でなラーメンです。
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 焼きそば(並:520円)です。具は輪切りの人参、玉葱、青ネギ、豚肉で麺はラーメンの麺と同じと思われます。茹でた麺を野菜とともに油で炒めて塩と化調で味つけをしただけのシンプルな料理で強火で炒められた油の香りとややダマになった麺の感触が味になっています。そのままでもいただけますが卓上のソースをかけていただくのが大社焼きそばの流儀となっているようです。地域に根付く素朴な味わいは一度味わってみる価値有りの一品です。
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 かつ丼(並:680円)です。こちらは松江の老舗によくある卵後乗せタイプではなくスタンダードなタイプのかつ丼です。具は玉葱と三つ葉でカす。カツはロースで大変分厚くソフトでジューシーな仕上がりになっています。特製のかえしを使用したという出汁はやや甘めでそばつゆの様な味わいでこのかつ丼に良くマッチします。680円でこの内容なら充分お値打ちと言って良いのではないでしょうか。
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by emozione | 2008-06-08 15:30 | 松江以外の島根県

元気麺屋@鏡野町奥津温泉

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 奥津温泉と言えばかれこれ20年あまり前、月に一度のペースで通過する機会があったのですが、当時は山奥の川沿いにあるひなびた温泉、車の通行もまばらで正に秘境というイメージの温泉でした。そのイメージで訪れた今回、その変貌ぶりに唖然としました。苫田ダムの完成とともに津山から立派なバイパスが通り巨大な日帰り温泉が出来て一大観光地のようになっています。その奥津温泉の北より奥津渓バイパス沿いにある道の駅奥津温泉の一角にある屋台のようなたたずまいのラーメン店が元気麺屋です。実はこの店以前はここから7kmほど下った苫田郡鏡野町西屋と言うところにあったそうですが詳細な経緯は分かりませんがこちらに移転してこられたようです。以前の場所には店舗跡がまだ看板付きで残っていました。
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 こちらは食券制になっています。窓口横の販売機で食券を買って窓口で渡して出来上がったら取りに行くというセルフ方式になっています。メニューは山菜うどん(450円)、しょうゆラーメン(650円)、みそラーメン(650円)、四川風辛味噌(700円)の4種類でこのうち、しょうゆラーメンと四川風辛味噌をセレクトいたしました。
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 しょうゆラーメンです。透明度が高くわずかに背油の浮く醤油系スープに海苔、モヤシ、チャーシュー、メンマ、ネギ、糸唐辛子のトッピング。麺は細めのストレートです。動物系(鶏ガラ?)のスープに煮干しのような魚介の風味と背油がアクセントになっています。動物系+煮干し+背油+ストレート細麺の組み合わせがどことなく尾道風を感じさせます。全体として上品で控えめに良くまとまったスープです。これに対して麺はやや扁平したストレート細麺ですがこれは自家製麺だそうで小麦のしっかり香る主張のある麺でした。麺が主張する分スープが多少蛋白に感じられる気もしました。もう少しインパクトの強いスープの方がバランスが良いのかも知れません。しかし、こんな山奥(失礼)で出されるラーメンとしては大変本格的で充分に実力を持ったラーメンだと思われました。
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 四川風辛味です。少し赤身のあるスープにチャーシュー、ネギ、モヤシ、ゴマのトッピングです。担々麺の雰囲気ではなく噌爽やかな酸味のあるビリ辛スープです。味のタイプとしては中華の酸辣スープと言う事になるのでしょうか。タイ風の辛味と酸味のあるスープにも近いように思われました。味噌の部分はあまり感じられません。諄さのない爽やかな仕上がりとなっています。
 到着したのが14時45分ぐらい、営業時間は17時までという一部の情報がありましたが食べ終わって帰る頃に店じまいが始まりました。どうやらこの日だけか分かりませんが15時迄だったようです。確実にいただくためには15時までに来店した方が良さそうですのでご注意を。
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by emozione | 2008-06-01 14:45 | 岡山県