カテゴリ:岡山県( 18 )

元気麺屋@鏡野町奥津温泉

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 奥津温泉と言えばかれこれ20年あまり前、月に一度のペースで通過する機会があったのですが、当時は山奥の川沿いにあるひなびた温泉、車の通行もまばらで正に秘境というイメージの温泉でした。そのイメージで訪れた今回、その変貌ぶりに唖然としました。苫田ダムの完成とともに津山から立派なバイパスが通り巨大な日帰り温泉が出来て一大観光地のようになっています。その奥津温泉の北より奥津渓バイパス沿いにある道の駅奥津温泉の一角にある屋台のようなたたずまいのラーメン店が元気麺屋です。実はこの店以前はここから7kmほど下った苫田郡鏡野町西屋と言うところにあったそうですが詳細な経緯は分かりませんがこちらに移転してこられたようです。以前の場所には店舗跡がまだ看板付きで残っていました。
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 こちらは食券制になっています。窓口横の販売機で食券を買って窓口で渡して出来上がったら取りに行くというセルフ方式になっています。メニューは山菜うどん(450円)、しょうゆラーメン(650円)、みそラーメン(650円)、四川風辛味噌(700円)の4種類でこのうち、しょうゆラーメンと四川風辛味噌をセレクトいたしました。
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 しょうゆラーメンです。透明度が高くわずかに背油の浮く醤油系スープに海苔、モヤシ、チャーシュー、メンマ、ネギ、糸唐辛子のトッピング。麺は細めのストレートです。動物系(鶏ガラ?)のスープに煮干しのような魚介の風味と背油がアクセントになっています。動物系+煮干し+背油+ストレート細麺の組み合わせがどことなく尾道風を感じさせます。全体として上品で控えめに良くまとまったスープです。これに対して麺はやや扁平したストレート細麺ですがこれは自家製麺だそうで小麦のしっかり香る主張のある麺でした。麺が主張する分スープが多少蛋白に感じられる気もしました。もう少しインパクトの強いスープの方がバランスが良いのかも知れません。しかし、こんな山奥(失礼)で出されるラーメンとしては大変本格的で充分に実力を持ったラーメンだと思われました。
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 四川風辛味です。少し赤身のあるスープにチャーシュー、ネギ、モヤシ、ゴマのトッピングです。担々麺の雰囲気ではなく噌爽やかな酸味のあるビリ辛スープです。味のタイプとしては中華の酸辣スープと言う事になるのでしょうか。タイ風の辛味と酸味のあるスープにも近いように思われました。味噌の部分はあまり感じられません。諄さのない爽やかな仕上がりとなっています。
 到着したのが14時45分ぐらい、営業時間は17時までという一部の情報がありましたが食べ終わって帰る頃に店じまいが始まりました。どうやらこの日だけか分かりませんが15時迄だったようです。確実にいただくためには15時までに来店した方が良さそうですのでご注意を。
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by emozione | 2008-06-01 14:45 | 岡山県

中華そば専門店「玉松」@岡山市

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 津山から岡山市に向かう途中国道53号線の通称辛香峠と呼ばれている場所に昔からある人気の中華そば専門店です。市街地からは少しはずれた立地ながらお昼時は駐車スペースが無くなる事もあるようです。
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 中に入るとまず正面にサンプルがお出迎えです。トンカツ入り、唐揚げ入りとともに他ではあまりお目にかかれない天ぷら入りなどの替わったメニューがあります。そして少し奥に進むと何故か錦鯉の泳ぐ池、そしてそれを中心に右奥が禁煙席、厨房前を抜けて左奥が喫煙席になっています。混雑時の来店だったため名前を告げて待つ事しばらく、案内されたのは喫煙席の方でした。予め禁煙席を希望すれば良かったのかも知れません。
 取り敢えず着席してメニューの確認です。天ぷら(870円)やトンカツ(980円)にも惹かれる物はあったのですが、初めての店なので玉子入り(770円)にとどめることにしました。
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 注文が来るまでの間、何故かテーブルに置いてある梅干しをいただきながら待つ事しばし、中華そば玉子入りの到着です。黄金色に濁った見た目に濃厚なスープにチャーシュー、メンマ、ネギとオプションのゆで卵が乗ります。まずはスープから、豚骨と鶏ガラに野菜とハチミツを加えた、豚骨醤油系のスープですが浅月などの岡山の昔ながらのラーメンにもある傾向として豚の膠の様な独特の甘みととろみを感じるスープとなっています。試しに卓上の梅干しを一つ口にしてからスープを味わうとハチミツの甘みが表に出るのかより一層甘みを増して感じられます。麺はかんすいの香りの強い細麺でスープとの相性も良い方です。玉子は煮卵ではなくてゆで卵ですがこのスープにはこちら方が相性が良いように思えます。岡山の昔ながらの伝統的な味を踏襲したラーメンで人気があるのも頷ける味ですが、難を言えば少し価格が強気過ぎる気がします。こういう庶民的な味のラーメンはもう少し庶民的な値段でも良いのではないでしょうか。
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by emozione | 2008-05-18 13:15 | 岡山県

琥家@岡山市

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 岡山市奥田南の博多ラーメン「琥家」です。場所は国道30号線沿いトイザラスの向かい当たりになります。岡山では人気店のようでこの日も30分ぐらいの行列が出来ていました。メニューの基本はアカとシロ、それだけで察しの良い方はおわかりかと思いますが、店主は一風堂での修行経験があるようです。アッサリのシロとコクありのアカと言う事で今回はアカを選択いたしました。
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 豚骨ベースにチャーシュー、木耳、ネギのトッピングに辛みそと香油が加わります。九州系細麺は堅めでお願いして丁度良い加減だと思います。豚骨ベースは臭みを抑えた豚骨としてはアッサリした物でボディーとしては少し弱い感があります。旨味はたっぷりですがどうもケミカルな感が拭えません。なるほどこういう味が世間的には受けるのかと言う印象ですが、年をとったせいか最近どうも人工的な味には少し違和感を感じてしまいます。しかし、同行の一般人(おばさん)は大変旨いと感激していました。営業的には充分成功しているのではないかと思うのでこれはこれで良しと言ったところでしょうか。
琥家
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by emozione | 2008-01-13 15:00 | 岡山県

麺屋大輔@津山

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 津山市東一宮の麺屋大輔です。大阪の某有名ホテルでの調理経験があるマスターが開く豚骨ラーメンのお店です。以前瀬戸内ローカルの情報番組ニョッキン7で紹介され一躍注目点となりました。昼時には店外まで列が出来ることもあり遠く関西などからの客もあるそうですが、その実力やいかに。
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 まずは店の看板メニューでもあるとんこつ(玉子入り:750円)です。見た目はクリーミーな白濁スープにネギ、木耳、チャーシューとオプションの煮卵のトッピングです。スープは丁寧に下処理されている為か全く臭み、雑味のないスープです。そう言えば店内にも豚骨臭はほとんど感じません。そうでありながら旨みのエキスはきっちりと抽出されていて、これはなかなかのスープです。この時たまたま、ラオタではない一般の某おばさんが同席していたのですが、この方はインスタントラーメンの方が美味しいというコメントでした。よくよく考えてみると、化調に慣らされた舌にはこの様な繊細な旨みはインパクトがないと感じられるのかも知れません。しかし、よくよく味わうと、雑味をこれだけ排しながら、ちゃんと素材の旨みを抽出する技術は大した物だと感じられました。ストレート細麺も存在感があり、良くまとまったラーメンだと思います。
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 限定30食のしお(650円)です。やや茶色みのあるスープに白髪ネギ、春菊、メンマ、チャーシューのトッピングと麺はとんこつと同様のストレート細麺です。こちらはガツン系ではありませんが魚介系を前面に出したスープになっています。一口飲むと大変美味しいスープなのですが、麺の存在感が結構ある方なのと、やや薄味なので後半やや飽き気味になる感がありました。

麺屋 大輔
★全面禁煙店★
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by emozione | 2007-12-09 12:10 | 岡山県

ぼっけゑラーメン@岡山

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岡山に出る機会があったので寄ってみました。岡山市下石井のぼっけゑラーメンです。場所はジョイフルタウン岡山(イトーヨーカドー)の北側です。岡山ではコッテリ系の雄として知られる店です。店内はカウンターとテーブル式のカウンター?の合計30席ほど、残念ながら禁煙にはなっていないようです。来店が日曜の昼過ぎと言う事もあってか、来店時満席で10分程店内で待っての着席となりました。メニューは壁に貼られた黄色い大きなメニュー看板に書いてあります。スープはしょうゆだれのぼっけゑラーメンと味噌だれのぼっけゑ味噌ラーメンの2系統、これにサイズバリエーションとトッピングバリエーションが加わります。今回は初来店のためデフォルトのぼっけゑラーメンを注文しました。
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ぼっけゑラーメンです。見るからにドロドロの茶濁したスープにメンマ?、薄目のチャーシュー、ネギ、胡麻のトッピングです。
まずは注目のスープから。豚骨がしっかり香るスープは唇がくっつく程の粘度をおびています。確かにコッテリですが、この粘度は油による物ではなくコラーゲンによる物ですね。豚耳とか面皮とか豚足とかの何かしら豚皮を煮出しているのかも知れません。このためか意外としつこさは少なく感じます。しかし、食べ進めると膠物質が味蕾乳頭をブロックするためかだんだん味が単調に感じられるようになってきました。そこで登場するのがこれ。
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このキムチはラーメンを注文すると程なくテーブルに運ばれてきます。ラーメンを待つ間小皿に取って食べて待つのも良いのかも知れませんが、ラーメンの第一印象を崩す可能性があるので私は待ち時間にこの様な物を食べないようにしています。しかし、スープが単調になったと感じた後これを入れることによってスープに変化が出て新たな味に進化します。キムチがこの事を計算に入れた上で出されているならお見事な設計だと思います。
トッピングの具についてですが、メンマは大変ユニークです。メンマと言うよりはそのままタケノコと言った感じで竹の香りとコリッとした食感があります。
チャーシューはチャーシューと言うより薄切り肉の煮付けのような感じで徳島ラーメンの肉入りみたいな雰囲気です。
さすがに激戦区岡山の繁盛店だけあって、思いっきりのある独特の個性を持ったラーメンだと感じました。
一点このブログの趣旨から言っておかなければならないのは、煙草です。当初、テーブルに灰皿が見あたらなかったので禁煙店かと思ったのですが、店員に言えば灰皿を持ってきてもらえるようになっているようです。私が座ったのはテーブル式のカウンターでテーブルの真ん中に少し高くなった部分で仕切られているというかカウンター席を向かい合わせにくっつけたような構造のテーブルなのですが、当然向かい側の席にも誰かが座ってお見合いをする格好になります。そこで、向かいの席のカップルが二人とも喫煙を始めました。向かい側なので煙はまともにこちらに向く格好になります。これにはさすがに閉口しました。この様なタイプの店では店主の責任として煙を嫌う人が煙の被害に合わない様に対策をとるべきです。明らかにこの店は健康増進法違反と言わなければなりません。ラーメンが美味しくても店に対する印象は最低な物になってしまいました。
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by emozione | 2007-06-17 13:00 | 岡山県

龍や@岡山市 こくうま+こくたま(煮玉子)

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岡山駅前通、柳川交差点の南東側角にある「龍や」柳川店です。
かなり昔から存在を確認しているお店ですが、岡山ではコッテリ系ラーメンとして知られているようです。
何年か前に一度訪れてコッテリ派には結構美味しかった印象が有ったので再訪です。
スープは「あさうま」と「こくうま」の二系統が有りあっさりとコッテリかと思われます。コッテリ派の私としては迷うことなくこくうまを+こく玉と呼ばれる煮卵で注文です。
豚の頭蓋骨と地鶏の手羽先と数種の野菜を精製水で一昼夜煮込んで作ったスープは濃厚なのに後味すっきりとのふれ込みです。これに黒香油と称した香味野菜と数種の油をブレンドした自家製法の香油が丼の半面を覆うようにかけられています。これに厚めのチャーシューが2枚ともやし、木耳、ネギ、海苔がと少量の辛みそがトッピングされます。麺は九州系の細麺でコッテリ目のスープをあっさり食べることが出来るようにとの配慮があるようです。
今回の印象ですが、体調のせいもあってか後味すっきりの部分は有る程度共感できるのですが、前回食べたときほどの旨みを感じ取ることが出来ませんでした。スープは豚骨、鳥、野菜と言う事で複雑な味になっていますが、もっとベクトルがはっきりした渾然一体感がでると良い様に感じました。そして、黒香油ですが、ほぼマー油の様な物と言って良いかと思われますが、少し苦みが強く、これで良いという人には良いのかも知れませんが、私には少しスープの旨みを邪魔しているように感じられました。さらに、チャーシューですが、これ自体分厚くジューシーで八角の香りがよく効いていて美味しいのですが、スープにこの八角の香りが移ってスープの味をさらに困惑させているように感じました。
今回は相当に疲労状態での訪問だったためこの様な印象になったのかも知れません。また、機会があれば再訪してみたいと思います。
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by emozione | 2007-04-22 14:10 | 岡山県

宝屋@岡山駅ビル店

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2006年10月に完成した岡山駅新駅ビル「さんすて岡山」にオープンした宝屋です。
元は京都で大王老麺とう名前の店だったところが改名リニューアルしてFC展開をしているようです。
安易にFC拡大をしない方針とのことですが、現在関西を中心に全部で7店舗ほど有るようで、中国地方では初のお目見えです。
岡山店は新駅ビルの2階にあり店内はカウンターのみ、木材を多く使ってレトロ調を演出した今時の作りになっています。接客のお姉さんが非常に丁寧で好感が持てました。
ラーメンのスープは1系統で、他に醤油を使わず塩昆布で食べる出町の玉子かけご飯というのが売りになっているようですが、一身上の都合でこちらは頂きませんでした。
今回ははじめての来店だったため、基本のラーメン600円とも思ったのですが、店名を冠した宝ラーメン650円というこれに木耳と玉子だけ加わったメニューがあったのでそちらを頂きました。
まずはスープですが、やや茶色身のある乳白色のスープに白い背油が浮いた背油豚骨系スープです。
ファーストインプレッションとしては、岡山のFC大統領とか京都のFC横綱なんかに近いなと感じました。
京都と言うことで、横綱系と言った方が良いのかも知れません。
雑味を押さえたスープで豚の香りは結構しっかりありますが豚臭さ、獣臭さは感じません。このため背油も多めでかなりコッテリな筈ですが、後口が良く意外にすっきりした印象です。トッピングはネギ、木耳、メンマ、チャーシュー、玉子です。
ネギはかなり多めです。横綱や大統領ではネギ入れ放題ですが、これに習って多めにしてあるのでしょうか?ネギはスープを引き立てるために少量有れば良く、ネギを食べるためにスープが有るんだと言った入れ方は邪道だと感じる私のような者には少しうるさく感じる量でした。
チャーシューは薄切りの煮豚と言った感じの物ですが味的には良かったです。
玉子は茹で玉子ですが若干塩味をつけてあるように感じました。
そんなに大勢が入れる店ではない事もあるかと思いますが、お昼時には列が出来ている事も有るようです。
人気が有るのも納得の味でした。
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by emozione | 2007-04-01 13:00 | 岡山県

味の時計台@倉敷

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味の時計台、倉敷店の味噌ラーメンです。
ここの本店は元々札幌の、先日道路が噴水と化した近所に数店点在する、どちらかと言えば観光客目当てのチェーン店と言ったところでしょうか。
今から10年以上前に初めて入ったときは、最初毛ガニとか妙なトッピングのラーメンがあったりして、観光客向けのオチャラケた店のイメージで食べて、その意外な味の深さに度肝を抜かれたのを覚えておりました。
数年前から全国展開を始めたのか、東京、大阪と札幌以外の年でも支店を見かけるようになり、今までに難波と渋谷でも味わったのですが、どうも地方によって微妙に味が違う印象がありました。
とくに大阪では行く時々によってメンマが入ってたり入ってなかったり、スープも札幌に比べて味噌の独特の甘みが余り感じられなかったり、渋谷では場所代が高いからか、痕跡程度の大きさのチャーシューしか入っていなかったり、でもスープの味は札幌に近かったり・・・
と言うことで、先日倉敷でオープンしているのを見つけて、早速入ってみました。
味噌スープは何とも言えない独特の甘みがあり、最初これはコーンの甘みだと思っていたのですが、どうも何種類かの味噌をブレンドしてこの独特な甘みを出しているようです。
これは、地方支店の中では最も札幌の味に近いラーメンと感じました。
なかなかおいしかったです。
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by emozione | 2006-08-17 09:58 | 岡山県