カテゴリ:鳥取県内その他( 7 )

さいを食堂@御来屋

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かなり以前から把握はしていたのですが日曜休業、昼のみ営業という高いハードルが訪問の機会をなかなか与えてくれなかった「さいを食堂」、この日昼の予定がなかったので意を決して高速を飛ばして行って参りました。JR御来屋駅前、創業60年の歴史遺産級食堂です。まずはその見事な外観に圧倒されます。よくぞ現役で残っていてくれたと感動すら覚えます。内部も決して期待を裏切りません。雑然とした店内には骨董品と言っても良いようなパイプ倚子、ストーブの上には銅の薬缶、テーブルの上には牛乳瓶に生けられた色あせた造花のチューリップ・・・
しばらくして店主のおばちゃんが奥からでてきて「ラーメンでいいですか?」一言。「ハイ」と答えてしばらく待ちます。しばし、昭和の空気を楽しんだ所にラーメン登場です。透明に近い色合いの薄いスープにウエーブ麺、ネギ、もやし、豚バラと、ここのラーメンの一番の特徴、半切のウインナーが乗ります。スープは鶏ガラと豚ガラ(店主の言い回し)だそうですが、動物系はあまり主張せず一見何のスープなのかが判然としない中に昔のラーメンらしい味わいがしっかりと伝わります。50年以上変わらない製法で作られてきたそうで今風のラーメンにはない古き良き味わいです。
折角なのでうどん(280円)も食べてみたかったのですがこの日はうどんはお休みだそうで残念。なんでも山陰道名和-中山間の開通でばったりと客足が途絶えてしまったとの事。そんな事からおばちゃんの昔話が止まらなくなりました。なんでもJR御来屋駅は御来屋-米子-境港を結ぶ官営鉄道の始発駅として山陰では最も古い歴史(1902年開業)を持つ駅だそうで、かつては物流の起点として栄えたそうです。駅前には3軒の飲食店が並び客足も絶えなかったそうですがやがて山陰本線の開業とともに通過駅となり駅前も徐々に寂れ店も1軒また1軒と姿を消し今ではこことタバコ屋が残るだけとなってしまったそうです。さらに最近それに追い打ちをかけるように山陰道が開通しそれまで駅前を迂回していた車が素通りをするようになり一気に客足が減ってしまったそうです。そういうおばちゃんの姿はどことなく寂しげでした。せめて日曜営業してくれたらもう少し頻繁うかがう機会もあるのに。この貴重な食堂遺産がいつまでも続く事を願ってやみません。
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by emozione | 2014-01-23 12:30 | 鳥取県内その他

はし友ラーメン@米子

山陰で唯一(かもしれない)家系ラーメンの店です。
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ラーメンは一系統、つけ麺はこってりとあっさりのラインナップがあるようです。
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家系ではお約束の麺の硬さ、味の濃さ、油の量を尋ねる表です。
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ラーメン並、硬め,濃いめ、普通でお願いしました。麺は関東風の太麺で小麦が強く薫るなかなかの物。味濃いめはかなり塩っぱいので塩っぱいのが苦手な人は薄めを頼んだ方が良いかも。動物系のスープに海苔とほうれん草も定番のスタイルです。全体として良く家系ラーメンを再現していると思います。
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こちらはこってりつけ麺大盛りのり増しです。スープを横から少しだけ頂きましたが、魚粉の効いた関東風のつけ麺だれで旨いですね。
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餃子は青森県産ニンニクを使った物で、こちらは以前に宇都宮で頂いた餃子に似ていると思いました。
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by emozione | 2013-09-09 20:00 | 鳥取県内その他

神楽境港店 セルフ形式の神楽

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 松江、出雲、米子に4つの店舗を持つ神楽でしたが、今年新たに5店舗目が境港にオープンしました。境港店は他の4店と大きく異なる特徴を持っています。最も大きな特徴は、食券セルフ方式だという点です。
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 入口を入ってすぐの所に券売機があってまずこれを購入します。メニューはとんこつの濃と淡、正油、塩、味噌の5系統にそれぞれ煮玉子入りとチャーシュウ麺(記載通り)のバリエーションとトッピングとして煮玉子、チャーシュー(記載通り)、メンマ、キクラゲ、ネギ、その他セット物のご飯メニューが数品といった感じです。基本の麺は味噌以外が400円、味噌は450円、煮玉子で+100円、チャーシュウで+200円と他店に比べ格安な設定になっています。今回は比較のため松江店や東松江店でもいただいた事がある、とんこつ淡煮玉子入りをチョイスです。中は讃岐うどんの「はなまる」と同じようなセミセルフ式でカウンターで食券を渡して出来上がりを待ちそれを受け取り好きな席に着くという段取りになっています。一見パートと思われるおばさんおねえさんが一人で作業を行っていました。
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 出来上がりです。一見して他店の物と大きな違いは見あたりません。トッピングもほぼ同じです。しかし、食べてみると、どこか微妙に違うのではないかと感じてしまいます。端的に言うと値段の差額分だけチープな印象というのが正直な所です。恐らく材料は各店共通の物が使われているはずなのでもし違いがあるとすれば作り手のスキルの問題なのかも知れません。しかし他店と比べ最大180円の価格差を考えれば非常にリーズナブルなのも確かです。
 ここは神楽グループの麺工場が併設されています。と言うより麺工場にセルフ店が併設されてるというのが正しいかも知れません。裏の駐車場側から中が少し見えるのですがこの日は麺工場は稼働してないようでした。稼働している時に一度観察してみたい物です。

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by emozione | 2009-10-20 14:00 | 鳥取県内その他

すみれ@浦安

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 鳥取県中西部には昔ながらの牛骨ラーメン文化があります。恐らく松崎あたりから米子まで、これはちょうど昔の伯耆の国にあたる地域になるかと思いますが駅前や古い街の中にある昔ながらの食堂で出されるラーメンは何故か伝統時に牛骨である事が多いのです。恐らくその中心地は東伯のあたり、この辺りは古くから乳牛や和牛の生産が盛んな土地でもあります。その牛骨文化のど真ん中にあると言って良いのが東伯郡琴浦町浦安の「すみれ」です。古くからの食堂ですが現在は代替わりして若い店長が仕切っておられます。駐車場は無いようですが皆さん向かいの公民館に止められているようです。私は気が引けるので少し離れた安全な場所に駐車して10分ほど歩いて店に向かいました。店内に入るとテーブルが10台ほど有ったでしょうか、外から見るより意外と広く感じます。メニューはラーメンとチャーシュー麺、その他ライス、おにぎりのサイドメニューとトッピングバリエーションです。初めての来店なのでデフォのラーメンを注文です。
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 ラーメン(並:550円)です。やや油分の浮いた醤油系のスープにネギ、モヤシ、メンマとチャーシューの代わりに煮豚が乗ります。スープは流石に牛骨系の最右翼と目されるラーメンだけあって凝縮されたようなしっかりとした牛骨の旨みです。意外とファットが多くコッテリ感のある仕上がりになっています。チャーシューの代わりの煮豚は厚めで硬め、牛骨スープに浸かっているため味も牛肉ぽく、煮豚と分かっていなければ牛すじと勘違いしそうです。麺は細めのウェーブ麺でしっかりした食感です。総じて、古くからの食堂ですが代替わりをしているためか、伝統的な駅前食堂系の味と言うよりは、現代的な若々しい息吹を感じさせる味です。鳥取県中西部に数ある牛骨系ラーメンの中では間違いなく代表格として名が挙がる店と言ってよいのではないでしょうか。

地図
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by emozione | 2008-11-17 13:55 | 鳥取県内その他

まるふく食堂@倉吉市上井町

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 鳥取県倉吉駅近くのまるふく食堂です。場所は、県道22号線を倉吉駅前通から鳥取方面に300m、ケアセンターマグノリアの向かい側です。看板に「福」という字をまるで囲んだ字に食堂をつけた「丸福食堂」を示す看板と店頭に古びたサンプル、暖簾等がないので一見営業しているか心配になりますが、ちゃんと営業しているようです。駐車場は2台分ほど倉吉駅側の広い駐車場内にあります。実は10年近く前に一度お邪魔したことがある店ですが、すでに当時からレトロな雰囲気プンプンでしたのでまだ営業していた事に驚きでした。
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 外観以上に店内はワンダーランドです。何故か空飛ぶアンパンマンが出迎えてくれたりしますが、全体としては時代が止まったような空間で、おでんを温める器具などはひょっとすると戦前の物かもしれないと思えるぐらいのいい雰囲気を出しています。お婆さんとおばさん(娘さんでしょうか)2人で切り盛りされていてお婆さんが調理係、おばさんがホール係のようでした。客席はテーブル席が4つぐらい、そのうち一つは店のお婆ちゃんの専用席のようです。
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 壁に価格表が貼ってあります。店の雰囲気がレトロな割には値段、メニューともに現実的な印象です。もちろんラーメンを注文です。
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 ラーメン(550円?)です。少し褐色のスープにネギ、モヤシ、メンマ、蒲鉾、とチャーシューの代わりにハムのトッピングです。レンゲがないので丼から直接スープを飲んでみると、鳥取県中西部の古いラーメン店によくあるタイプの独特な香りがします。後でおばさんに尋ねたら否定されてしまったのですが、牛骨を使用しているのではないでしょうか。それも、結構しっかり牛骨を感じさせてくれるスープだと思います。麺はやはり鳥取県中西部の古いラーメンに良くあるのですが、やや粉っぽい中太のウェーブ麺であまりほぐさずにややダマになっている所があるのも鳥取中西部の伝統でしょうか。全体に赤崎の香味徳なんかに良く似ていますがこちらの方がより芳醇なイメージです。ほとんど知られていない店ですがその分昔ながらの味をより濃く残している気がします。牛骨を否定されてしまったので真相はわかりませんが、どなたか舌に自身がある方、一度検証してみられてはいかがでしょうか。

地図
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by emozione | 2008-09-16 18:40 | 鳥取県内その他

香味徳@赤碕町

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鳥取県中部を代表する老舗として知られる赤碕町の香味徳です。場所は国道9号線沿い赤崎駅付近です。香味徳という名前のラーメン店は鳥取県内に3店あるようですが関係は不明です。ただ恐らくこの香味徳の名前の由来は店主の名前「紙徳」から来ているのではないかと思われます。
ラーメンで有名な店ですが専門店というわけではなく定食や丼などその他のメニューも充実しています。とは言ってもやはり注文はノーマルの中華そば(並)500円です。
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澄んだ黄金色のスープにモヤシ、チャーシュー、メンマ、ネギ、ゆで卵の至ってシンプルな盛りつけです。
スープは一口含むと口の中に牛骨の香りが広がります。やや甘めで牛骨を活かしたシンプルな味つけです。牛骨であることを除いては奇を衒ったところが無く安心感のある味で長く根強い人気を保っているのも頷ける味です。ただ麺については少し疑問が残りました。Mスタ麺に似た中太のウエーブ麺ですがネトッとした食感で余り感心できません。その上丼の底で全体がダマになっていてすくい上げるのが困難な状態です。スープの中でほぐされた形跡が無いのが少し残念でした。
香味徳と言う名の店はこの他に倉吉と由良にあるようなのでこちらにも機会があれば行ってみたいと思います。

★昔ながらの食堂、禁煙は望めないでしょう★
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by emozione | 2007-09-09 12:45 | 鳥取県内その他

筑豊ラーメン 山小屋@大山町

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「昭和」と書いて「むかし」ラーメン (もう昭和って昔なんですかね)
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黒マー油ラーメン

11月にオープンしたばかりFC店です。大山町の国道9号線沿いに、841ラーメンとほぼ隣同士のような場所にありますが、どちらかというとにぎやかとは言えない場所で、こんな所で競合して大丈夫なのかと心配したくなります。
それでも、日曜日の昼過ぎと言うことで結構お客さんが入っていました。
まだ、新しい店にも関わらず店に入ると、豚臭いというか獣系の匂いが店内に充満です。久留米あたりでラーメン屋に入った時に匂うあの獣臭です。
私はこの系が結構好きなので期待大です。
スープは、昭和(むかし)豚骨、定番の豚骨、豚骨味噌、黒マー油と4系統あるようですが、今回は複数名で、昭和豚骨、定番、黒マー油をシェアしました。
まずは、昭和ラーメンですが、彩りは、チャーシュー、キクラゲ、メンマネギとデフォルトで海苔と煮タマゴが乗っています。
こちらは豚臭さを押さえた万人受けするタイプではないかと思います。豚臭いのが苦手な方はこちらがよいのではないでしょうか。
麺はすべて共通で九州麺にしては少し太めであまり強いとは言えない、どちらかというと柔らかめの麺です。
一杯当たりの量がやや少な目でしょうか。私にはちょうど良いですが。
チャーシューは良くこれだけ薄く切れたなと感心してしまいました。
定番のラーメンですが、こちらは獣臭さが直に来る一品です。とかく豚骨のお店が山陰に出店する時は、山陰の人の舌に合うようにと獣臭さを押さえる傾向があるように思いますが、ここは九州の味をそのまま持ってきているようです。私はこれが一番気に入りました。こちらは、煮タマゴと海苔が付いていないので、必要な方はトッピングで注文になります。しかし、煮タマゴ157円、海苔105円はいささかお高いのでは・・・。
黒マー油は定番にマー油をブレンドした物のようで、マー油によってだいぶ豚臭さがマイルドになっているように感じます。マー油がやや苦み系を感じましたが、目先を変えてみたくなったらこれも一興ではないでしょうか。
FCのようですが、HPによるとスープは本店から元分けしているようで、変に山陰向けアレンジをしていないところが私にはgoodでした。
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by emozione | 2006-12-17 12:21 | 鳥取県内その他