塩や@菅田 冬限定ゆず塩らー麺

 昨年、東京での修行の後、俄然美味しくなった塩や@菅田ですが、今年4月以降久しぶりの訪問となりました。今回は冬季限定のゆず塩らー麺と確認のためノーマルバージョンの塩らー麺をいただきました。
f0088954_2123293.jpg

 冬限定ゆず塩らー麺(750円)です。原料価格高騰の波を受けて各メニュー50円ずつ値上げされているようです。これは、致し方ないですね。さて、塩やさんですが。4月以降足が向かなくなった理由の一つに、過去の平均待ち時間が20分と、お昼の限られた時間の中、多少窮屈さを感じていた事があります。そこで、今回は注文から出来上がりまでの過程を少し観察してみる事にしました。
 注文が入ると、まず丼の準備が始まります。複数並べた丼に、ゆずペーストのような物をビンから小さなさじで何度も何度も掬っては入れる作業から始まって、その後いくつもの素材が丼に少しずつ加えられます。特に自慢のモンゴルの塩を入れる行程では、複数ある丼にそれぞれ小さなさじで5杯ずつ入れる作業が繰り返されます。5杯分の量を一度に取れるさじを準備する事はできないものかと思ってしまいます。麺茹では、丼の準備がすべて整ってから行われます。茹で上がってからも麺の量を調整するのにあっちの丼からこっちの丼に、またこっちの丼からあっちの丼に、移し変えの作業が続きます。トッピングも一つ一つ丁寧に乗せて量を調整したり角度を調整したり、やはり多少まどろっこしい感が否めません。結果やはり、入店からラーメン提供までの時間は20分ほど、特に麺が上がってから配膳まで4~5分を要したのはあまり麺の状態にとって良い事とは言えない気がします。実際、今回の麺はやや伸び気味でした。
 肝心の、ゆず塩らー麺の件に戻ると、通常のベースに柚子の果汁などが加えられたスープに水菜、メンマ、チャーシュー、ネギと輪切りの柚子が乗ります。麺は通常の中太ストレートです。柚子の効いたスープはあっさりしていて京都の料亭とかで出てくる澄まし汁の様な印象、ラーメンとの相性が意外と良く爽やかで上品なラーメンです。一つ気になったのは、柚子のせいか少しボディーが弱く感じられた事、この辺ノーマルのラーメンで検証してみる必要がありそうです。
f0088954_21231365.jpg

 塩味玉子入りらー麺(750円)です。8ヶ月ほどのインターバルがあったため、記憶違いもあるのかもしれませんが、やはり以前と比べて少しボディーが弱くなった印象があります。ブレという可能性もあるますが、東京に行った直後に見違えるように変身したスープが、また以前の姿に徐々に戻りつつあるのであれば少し心配です。再検証の必要がありそうです。
 パフォーマンスに関しては、これはこれで塩やの持ち味と受け止める事もできます。麺の上がりから提供までの時間など、ラーメンの質にかかわる部分は是非改善して頂きたいと思いますが、質にかかわらない部分は几帳面な店主の個性と捕らえるべきなのかもしれません。少なくとも、塩やを利用するときは、あらかじめ時間に余裕を設けて置いた方が良さそうです。

地図
[PR]

by emozione | 2008-12-15 13:22 | 松江市内