すみれ@浦安

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 鳥取県中西部には昔ながらの牛骨ラーメン文化があります。恐らく松崎あたりから米子まで、これはちょうど昔の伯耆の国にあたる地域になるかと思いますが駅前や古い街の中にある昔ながらの食堂で出されるラーメンは何故か伝統時に牛骨である事が多いのです。恐らくその中心地は東伯のあたり、この辺りは古くから乳牛や和牛の生産が盛んな土地でもあります。その牛骨文化のど真ん中にあると言って良いのが東伯郡琴浦町浦安の「すみれ」です。古くからの食堂ですが現在は代替わりして若い店長が仕切っておられます。駐車場は無いようですが皆さん向かいの公民館に止められているようです。私は気が引けるので少し離れた安全な場所に駐車して10分ほど歩いて店に向かいました。店内に入るとテーブルが10台ほど有ったでしょうか、外から見るより意外と広く感じます。メニューはラーメンとチャーシュー麺、その他ライス、おにぎりのサイドメニューとトッピングバリエーションです。初めての来店なのでデフォのラーメンを注文です。
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 ラーメン(並:550円)です。やや油分の浮いた醤油系のスープにネギ、モヤシ、メンマとチャーシューの代わりに煮豚が乗ります。スープは流石に牛骨系の最右翼と目されるラーメンだけあって凝縮されたようなしっかりとした牛骨の旨みです。意外とファットが多くコッテリ感のある仕上がりになっています。チャーシューの代わりの煮豚は厚めで硬め、牛骨スープに浸かっているため味も牛肉ぽく、煮豚と分かっていなければ牛すじと勘違いしそうです。麺は細めのウェーブ麺でしっかりした食感です。総じて、古くからの食堂ですが代替わりをしているためか、伝統的な駅前食堂系の味と言うよりは、現代的な若々しい息吹を感じさせる味です。鳥取県中西部に数ある牛骨系ラーメンの中では間違いなく代表格として名が挙がる店と言ってよいのではないでしょうか。

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by emozione | 2008-11-17 13:55 | 鳥取県内その他