松江日赤病院地下食堂

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 ラーメン通の間では密かな名店として知られている松江日赤病院地下食堂のラーメンですが、一部に6月20日をもって業者が入れ替わると言う情報がありその前に再訪しておかなければならないと言う事で行って参りました。外来受付から少し奥に進んだところにある如何にも病院らしい雰囲気の階段を下ると左手に何ともレトロなショーウインドウがあって沢山のサンプル達がお出迎えしてくれます。そこから右に5mほどのところに木製のガラス扉があってその中が一般食堂となっています。何か1970年代の街の食堂にタイムスリップした様な懐かしい感覚と病院内という独特な空気を併せ持った不思議な空間になっています。ドクターとおぼしき人、患者とおぼしき人、付き添いかお見舞いとおぼしき人が席をうめて満席状態のためしばらく外のベンチで待っての入店です。
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 メニューです。ラーメン380円と値段もレトロな感じです。物価高騰の中この値段が継続できなかった原因だとすれば残念な話です。過半数のお客さんがやはりラーメンを選んでいるようです。もちろん、こちらも最後になるかも知れないラーメンを注文です。
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 わずかに濁りのある薄目の醤油系のスープにネギ、もやし、メンマと小さめのチャーシューのトッピングです。まず一口含んで思わず深く頷いてしまいました。ライト豚骨に醤油の風味と独特な化調の旨味、まさしく松江のオールドスタイルラーメンの王道を行くような味わいです。よく病院らしく塩分控えめと言われていますが、私にはこれで充分でした。そして麺はお決まりのMスタ麺。麺としてのそもそもの素養を問う意見もありますが、これも同じく松江ラーメンでは王道です。老舗のラーメン店が次々と閉店していく中、もはやここは松江オールドスタイルを守り抜いてきた残り少ない貴重な店と言って良いでしょう。6月20日で店舗入れ替わりという気配は微塵もなく果たしてこの情報が正しいのかどうか定かではありませんが、もしこのラーメンが二度と食べられなくなるとすればそれは大変悲しい事です。
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by emozione | 2008-06-18 12:25 | 松江市内