多賀野@荏原中延 中華そば

f0088954_22352645.jpg

 とんぼ返りでの東京出張で、この日の夕食一食だけラーメンを頂く余裕がありましたので夜間に開いている店の中から、色々な方々からの推薦もあり多賀野@荏原中延をセレクトいたしました。午後6時に東京着、モノレールに乗り浜松町、そこから品川まで行って取り敢えず旅の荷物をコインロッカーに押し込んで身軽になった後JR五反田駅まで、そこで東急池上線に乗り換えて3駅行くと荏原中延駅、改札を出てそのまままっすぐ50mほどの所に多賀野はあります。店に到着したのは7時40分ぐらい、折からの雨に加えて終わり際だったためか並ぶことなく着席することが出来ました。入口で食券を購入です。粟国の塩そばや酸辛坦めん、ごまの辛いそば、豚鴨つけそばやからいつけそば等の魅力的なメニューもありますが、やはり初めての店なので基本の中華そば(680円)を煮玉子(100円)のトッピングでいただくことにしました。
f0088954_22353632.jpg

 中華そば+煮玉子です。わずかに背油の浮いた澄んだ醤油系のスープに海苔、チャーシュー、刻みネギ、メンマにオプションの煮玉子のトッピングです。麺は僅かにウエーブした中太麺です。スープは鶏ガラ系でしょうか清楚なベースに魚介と醤油の風味が上品に香ります。決して奇を衒った味ではなく上品な和風テイストと昔かがらの東京風ラーメンの雰囲気を融合させたような古くて新しい味わいです。麺はごく普通の中太麺に見えますが食べてみると、しっとりと小麦の味が香るなかなかの実力麺。こんな麺が普通に味わえる東京はやはり凄いと実感します。食べている間、隣の席に一人でつけ麺を食べていた地元の方と思われる初老の女性が店員さんとお話をされていました。女性「いつもいた愛想の良いお兄さんは?」店員「卒業されて開業の準備をしてますよ」とか、女性「この薫製玉子凄く美味しい!」店員「これは玉子をお茶の葉で燻したんです。」女性「色々やってみられたのね。いつも研究熱心ねえ・・・。」店員「これビールのアテにも良く合うんです。」女性「ほんとビールに合いそうね。うちの旦那に持って帰れないかしら。」店員「・・・(苦り顔)」女性「そうね、やっぱりここへ連れてくるわ(笑)」とか、横でほほえましく聞かせていただきました。やはり、このお店ラオタが大挙して訪れるべき店ではなくて地元の人とのふれあいを大事にしながら地道に美味しい物を提供していくのが本来の姿なんだなと、ちょっとした罪悪感を感じながら店を後にしたのでした。
[PR]

by emozione | 2008-05-24 19:40 | 関東