麺's倶楽部 山陰の担々麺巡り 第6弾
山陰の担々麺巡り、第6弾は松江市学園の麺's倶楽部です。前回の訪問で以外と好印象だったため近い内に再訪をと考えていたのですが、どうもタイミングが合わず今日に至ってしまいました。今回は担々麺巡りと合わせて気になっていた「やきめし」もいただく企てでやって来ました。尚、今回の担々麺は少し異色な担々麺になります。
問題の担々麺(500円)です。恐らくベーシックなラーメンにチャーシュー、煮玉子、モヤシ、ネギ、メンマ、桜エビ、擦りゴマ、とニンニク風味の辛味醤がトッピングされています。ルックス的には私の思っている担々麺の概念からはかなりかけ離れた一品です。試しに辛味醤の部分が混ざらないようにスープを掬ってみます。ベースは鶏と豚でしょうか、これに桜エビの風味が少しまわっていてなかなかの旨さです。そして次に辛味醤とゴマを混ぜてみます。醤のニンニク風味、ゴマの香り、桜エビの香ばしさが相まって実に旨い辛味ラーメンです。果たしてこれを担々麺と言って良いのか疑問ですが、これはこれとして完成された食べ物になっているようです。個人的にはこの味大変気に入りました。
もう一品のやきめし(450円)です。+50円で大盛りにもなりますが、普通の人にはこれで十分な量です。具材は玉葱、モヤシ、玉子、豚肉でパラッとしたタイプではなく全体にしっとりした感じの焼きめしです。ラーメンのスープもしくは茹で豚の汁が使用されているのか全体に豚の甘い香りがします。具材の豚はブロックごと茹でた茹で豚または塩豚をカットした様な形で、肉厚で存在感があって全体の風味を引き立てています。この量でこの旨さでこの値段なら人気ナンバーワンメニューなのも頷けます。
by emozione | 2007-10-06 17:39 | 松江市内