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KARAKU@東津田 とんこつ濃

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この日、某S屋さんで豚骨イベント中だったのですが、昼の時間が遅くなり午前の部に間に合いそうになかったため、やむなく他の店を探すことにしました。そこで、お昼休憩がない店の中から、先日夜の部でお邪魔した際のちゃんぽんの出来が好印象だったのと、スープだけシェアさせていただいたとんこつも前回いただいた時からかなり変化した印象があったのでこれを確認するためと、最後に少しでも売上に貢献出来ればという事から東津田のKARAKUを選択いたしました。
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とんこつ濃煮玉子入り750円です。まだメニューに「濃」が付く前の、昨年11月の前回のレポートの時と比べまず大きな違いと言えば、「丼」。以前は白地に赤い神楽の文字が入った丼だったのですが、黒地の物に変わっています。これだけでどことなく重量感が出たような気になります。見た目の内容ですが、豚骨ベースは以前より良く白濁している様に思います。そして上からかけられたタレは以前のようにドッペリではなく控えめになっています。トッピングはチャーシュー、ネギ、木耳とオプションの煮玉子ですが、思い起こすと前回気になったモヤシは入ってなかったか気に留まらない程少量になっているようです。これは今年5月7日の松江のラーメンのエントリーを見てもタレたっぷり、モヤシしっかりの様なので、それ以降の変化と言う事になるかと思います。そして、この変化は味の変化と実は大きな関係があるのかも知れません。
食べてみての印象ですが、まず気が付くのはベースのスープの変化です。ベースのスープの弱さをタレで誤魔化した印象の強かった前回と違いしっかりとした豚骨ベースが土台になっているのを感じます。このためタレで誤魔化す必要がなくなったという事なのか逆にタレは控えめになっているようです。スープに対する自信の現れなのかも知れません。そしてこれに魚粉でしょうか、魚介風味がかなり強めに加わり味、旨みを濃厚な物にしています。「濃」という文字はだてに付いているのではないと感心させられます。モヤシもこの「濃」のイメージに反する要素になると思われるのでない方が良いです。ここまで見ると、これらの変化は豚骨ベースのレベルアップを受けて全て計算した上での変化させた様に見えます。お見事と言わなければなりません。
麺は細麺ですが注文時に硬めで良いか聞かれます。恐らくデフォルトが硬めで硬めを嫌う人の為に確認している物と思われますが、これも良い心がけだと思います。
いずれにしても濃厚な博多系豚骨ラーメンとしては出色の出来だといって間違いないでしょう。
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同行者が頼んだちゃんぽんですが、先日レポートしたばかりなので同行者の印象だけ紹介しておきます。
この日は前日「ふじ@出雲」でちゃんぽんを食べたばかりだったので、主にその比較としての感想でしたが、ふじが野性味あふれる獣臭いちゃんぽんだったのに対してこちらのは癖のないあっさりした印象でインスタントのちゃんぽんに近い味と評しておりました。私としてはタイプが違う故、甲乙付けがたいのですが同行者的には「ふじ」の方が好みとの事でした。

by emozione | 2007-07-02 14:30 | 松江市内