龍王(ロンワン)@学園 担々麺
リニューアルオープン以来の久しぶりの訪問です。前回はリニューアル直後でメニューもまだワープロ打ちでリニューアル以前よりだいぶ簡素化された物になっていましたが、果たしてその後どうなっているでしょう。
あれから4ヶ月、さすがにメニューはカラー刷りの物になっていました。メニューも申しわけ程度に増えていました。と言う事で今回は前回いただかなかった担々麺とチャーハンをいただくことにしました。
担々麺700円です。見た目はやや濁りはある物の担々麺にしては透明感のあるスープに控えめなラー油と挽肉そしてネギと何故かモヤシという彩りです。どうもこの地方では、胡麻ペーストで白濁したスープにラー油が浮かびトッピングには挽肉と青梗菜という私がイメージする担々麺とは少し違うタイプの担々麺が多いような気がします。とりあえずスープを一口、やはり薄目の印象です。胡麻は入ってはいるようですが仄かに感じる程度、胡麻ペーストを使って胡麻の香りを前面に出したというタイプではないようです。麺は松江スタンダードとは明らかに違います。プルンとした食感とかんすいの香りがあるなかなか良い麺だと思います。そして食べ進めていたところ、意外な展開?!が待ち受けていました。麺をほとんど食べ終わるかという頃になって何故かだんだん濃くなっていきます。よく見ると麺の下に白く濁った何かがあります。そうです、足りないと思っていた胡麻ペーストが、まるまる底に沈んでいました。かき混ぜてみると今度はスープが減った分、胡麻が勝ちすぎの味が濃すぎ状態です。これは、薄すぎと濃すぎを2度楽しめる嗜好で突っ込み所の豊富さには十分笑わさせていただきました。一度に二度楽しむ嗜好を楽しみたくない皆さんは、担々麺を頼んだ時にはまず十分にかき混ぜてからお召し上がり下さい。
もう一品のチャーハンは至ってまともなチャーハンです。綺麗に丸く盛りつけられていてそれなりに量があります。付け合わせが中華スープではなく豚汁というのも面白いですね。そう言えば、ここは中華料理屋さんなのに何故か豚汁のメニューがあります。これを付け合わせに流用と言う事でしょうが、チャーハンについても豚汁についてもやや塩味が強いかも知れません。担々麺もあんな事になっていなければ、もしかしたら少し塩分強めなのかも知れません。
by emozione | 2007-06-13 14:30 | 松江市内