金久右衛門@深江橋 黒醤油ラーメン

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 大阪遠征最終日、深江橋の有名店、金久右衛門に参りました。ここから南に約1kmの所に高井田というバス停があります。そのすぐ近くに古くから営業する2つのラーメン店があります。「光洋軒」と「住吉」、関西では珍しい濃口醤油を使った鶏ガラ系スープに、これも元々の関西では珍しかった極太ストレート麺という、一見関東系?と思えるような特徴を持つ、高井田系と呼ばれる中華そばを提供するグループの元祖として知られる2店です。この系譜を酌む店としては現在、東大阪の「若松」、玉津の「源さん」、何店かの支店を展開する生野の「麺屋7.5Hz」などが知られています。庶民的、下町的な味を信条とする高井戸系中華そばですが、それを現代風に洗練されたイメージにアレンジしたネオ高井戸系として認知されているのがこの金久右衛門です。
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 基本のメニューは、魚介を使わない醤油ラーメンのシリーズでは、薄口醤油ベースの「金醤油ラーメン」、薄口濃口ブレンドの「紅醤油ラーメン」、濃口醤油ベースの「黒醤油ラーメン」、黒醤油の発展系でイカワタや海老の風味を加えた「大阪ブラック」、更に大阪ブラックにカキやアサリの煮干しを加えた「なにわブラック」、そして創作系の「柚子風味で少しピリ辛の野菜ラーメン」です。滅多に来る頃が出来る店ではないので、ブラック系と黒醤油で大いに迷ったのですが、メニューの裏側に大阪ブラックの持ち帰りメニューがあったので、ここでは「黒醤油ラーメン」を太麺+煮玉子で、そして「大阪ブラック」太麺を持ち帰りと致しました。
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 黒醤油ラーメン(650円)+煮玉子(50円)です。煮玉子の50円は破格ですね。外観は圧巻の黒光りしたスープにチャーシュー、メンマ、ネギとトッピングの煮玉子と言った出で立ちです。これだけ黒いと、さぞかし塩っぱいイメージを持っていただいたのですが、以外に塩分すっきりで魚介系がない分余計に醤油がストレートに伝わります。旨味以外の渋みや雑味も含めて前面に醤油が香るスープです。この醤油、実は島根県浜田市のマルハマ食品製だそうで、こんな所で地元県産品が活躍しているのは嬉しい限りです。
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 こちらは持ち帰りの「大阪ブラック」(700円)。黒醤油にイカワタや海老などの風味を加えたとスープです。イカワタはラーメンではあまり馴染みのない素材ですが、確かに仄かに節系ではない魚介の風味を感じますが、あまり強烈ではなくあくまで醤油の旨味を支える程度になっています。店出食べるのと家で食べるのの違いもあるかも知れませんが、個人的にはより醤油がストレートに伝わる黒醤油の方がラーメンとして面白い気がしました。

店名 金久右衛門
TEL 06-6975-8018
住所 大阪府大阪市東成区深江北3-2-8(地図)
営業時間 11:00~15:00 [土]11:00~16:00
定休日 日曜・祝日
席数 18席 (奥に8席程の座敷有り)
駐車場 無
禁煙・喫煙 完全禁煙
ホームページ http://www.king-emon.jp/
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by emozione | 2010-11-22 11:20 | 関西