創業半世紀 勝美屋

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約半世紀前から伝統の味を守り続けている、松江のラーメンを語るのに絶対に、はずせない店です。
戦後のたたたずまいをそのまま残した店内で、今は年老いてしまったご主人が、もう何十年もずっと同じスタイルでラーメンを運んでくれる姿は、昭和の時代にタイムスリップをしたかのような、ちょっとノスタルジックな気分にさせてくれます。
ここで、いかにも昔ながらの「中華そば」というイメージのラーメンが運ばれてくるのだろうと想像してしまうのですが、実際に出て来るのは、豚骨を思わせるような真っ白な、でも豚骨とはまるで違って、むしろ鶏系の旨みをみを凝縮したような何とも斬新なスープにトロトロのチャーシューを配した一品。
今、この時代にニューウエーブな味として紹介されても十分通用するモダンなラーメンなのです。
量は、大盛りが普通の並みサイズと考えた方が良いです。
それでもこの味で420円なら、安い物だと思います。
水がコップで2杯付いてくるのと、おにぎりを頼むとおもちゃのようなプラスティックの皿に乗って出てくるのが何ともユーモラスです。
残念なのは、店内禁煙になっていないため、狭い店内で喫煙されると、煙が充満し、ラーメンの味を地獄の底に追いやってしまう点です。
煙草は自分自身のラーメンの味を損なうだけでなく、周りの人のラーメンを味を旨く味わう権利も奪うことになるわけですから、本当にラーメンの味を楽しみたいなら、せめて店の中にいる間だけでも、少しだけ吸う事を控えることが出来ない物なのかと、いつも思う今日この頃です。
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by emozione | 2006-03-10 17:52 | 松江市内