そばの店@清輝橋 

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 かつて岡山の清輝橋に「商人」というラーメンの名店がありました。実際に「商人」に行く事ができたのは、2003年8月10日の一度きりだったのですが、当時としては先駆的だった濃厚魚介系ダブルスープは口の中に纏わり付く様な魚介の風味がセンセーショナルで、ラーメンに対する認識を根本から変えてしまう程のインパクトを持っていました。その後、日曜日が定休日になった事もあってずっと来店が叶わないまま2006年11月に惜しまれつつ閉店となりました。その後も岡山のラーメン界では復活を願う声があったようですが、2008年10月に「商人」の指導のもと初期バージョンの復刻と言う形で居抜きで開店した「そばの店」がオープンしかつての「商人」ファンの願いに答える形となりました。(こちらを参照) 今回、岡山に行く機会があったので早速寄ってみることにしました。行ったのは、祝日の昼を少し過ぎた時間でしたが、キャパが少ないこともあり満席で10分ほど並ぶ事となりました。その後ようやく入店ですが、相席での着席となりました。
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 メニューです。麺ある記山陰のレポの時に比べて煮玉子が新たにメニューとして加わっているようです。今回はそば+煮玉子とJrが肉そばをオーダーしました。
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 そば(700円)+煮玉子(100円)です。スープは粘調度が高い魚介系ダブルスープでもみじおろしが乗るのが特徴的です。一口含むと、まったりとしたスープの魚介風味に覆いかぶさるように魚粉の香りが押し寄せます。最初、スープの塩分と魚粉の塩気が2重にかぶさり、しょっぱい印象を受けますが、これは食べ進むと次第に和らいでいきます。動物系は鶏がメインのとの事ですがドロッとした粘度の高さは動物系コラーゲンによる物と思われます。豚足等の豚のコラーゲンとは少し風味が違うので手羽先とかモミジによる物でしょうか。粘調な割りに嫌味がないので全体としてスッキリしたイメージがあります。他の土地を食べ歩いた後だから思うのかも知れませんが、動物系コラーゲン+魚介風味+細めのストレート麺という構成はやはり岡山のラーメンの枠の範囲にちゃんと入っているんだなと感じさせられます。煮玉子は味は良いのですが黄身がほとんど固まっていないので少し食べにくいかもしれません。何年も前なので正確には覚えていませんが、全体としては「商人」に比べて少しコンパクトに纏められたという印象を受けました。それでも確かに「商人」を彷彿とする味であることは間違いありません。それを再び味わう事ができるのは大変嬉しい事です。
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 こちらはJrのいただいた肉そば(850円)です。基本はそばと変わらないのかと思いますが、チャーシューが増えてしかもノーマルバージョンより分厚くなっています。チャーシューもなかなかの出来で食べる価値ありです。
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 参考までに、2003年8月10日訪問の「商人」の画像です。

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by emozione | 2009-02-11 13:40 | 岡山県