中河@盛岡

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 岩手のラーメン店3店目は盛岡市街地の北東のはずれ本町通1丁目の中河です。盛岡駅から徒歩で30分程度の距離で、普通の方は市内循環バスの「でんでんむし」に乗って「上の橋」バス停で降りるのが良さそうです。中河は屋台の時代を経て昭和42年に現在の場所に店を構えたそうで屋台時代を含めると50年を超える歴史を持ったこれも超のつく老舗と言って良さそうです。勘の鋭い皆さんはお気づきの事と思いますが、そうです、今回の東北行脚は老舗ラーメン店シリーズとなっております。その中でも中河は日曜・祝日が定休で営業時間が11:00~16:00という事で基本平日の昼のみ、アクセス困難度が高い店となっています。その反面、地元ではかなりの人気店で、お昼時ともなると行列必至、カウンターと基本相席が原則のテーブル席2脚のみで、座りきれない場合の順番待ちは店内の奥側で列になるのが慣わしのようです。メニューは中華そばのみ、オプションはおろか大小のバリエーションもありません。従って、入店時に人数を告げるだけでオーダーが成立したことになります。水の入ったコップに割り箸を乗せて出されるのもこの店独特のスタイルです。その割り箸を乗せたコップを前に待つ事しばし、中華そばの登場です。
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 中華そば(550円)です。綺麗に澄んだ黄金色のスープに小さめのチャーシュー2枚、海苔、メンマ、ネギが行儀良く配置されています。具の配置はこの店独特でこのラーメンの性格をそのまま現したかの如くで面白いです。スープはこれまで2店と同様、魚介系中心の醤油味ですが、抑制の効いた薄口で端正な味です。独特の甘みもありますが仄かで余り後に残るタイプではありません。麺は黄色が鮮やかな細縮れ麺でつるっとした食感の中にかん水の香りを感じます。トータルで言えることは一言、全ての無駄や飾り気を排して必要最低限の物を品行方正に作り上げた中華そばと言った所でしょうか。首尾一貫した姿勢の伝わる一品でした。

地図
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by emozione | 2009-01-24 12:10 | 東北